福島県道34号相馬浪江線

福島県道34号相馬浪江線

福島県道34号相馬浪江線は、福島県相馬市を起点とし、双葉郡浪江町に至る主要地方道です。この路線は、地域住民の生活を支えるとともに、広域的な交通ネットワークの一部を担っています。

概要

この県道は、ほぼ全線にわたって2車線で整備されており、信号の数も比較的少ないため、スムーズな通行が可能です。特に、並行する国道6号の代替路としての役割を果たしており、交通の流れを円滑にする上で重要な役割を担っています。

路線データ

起点：福島県相馬市西山字表西山
終点：福島県双葉郡浪江町室原
総延長：37.220km
実延長：37.211km

歴史

1976年4月1日：主要地方道相馬浪江線に指定。
1976年11月16日：福島県が現行の県道路線として認定。
1993年5月11日：建設省が主要地方道として指定。
2011年3月11日：福島第一原子力発電所事故の影響により、一部区間が通行止めに。
2012年4月16日：南相馬市内の避難区域再編に伴い、一部区間の通行止めが解除。
2013年4月1日：浪江町内の避難区域再編に伴い、さらに一部区間の通行止めが解除。
2017年9月20日：残りの区間の通行規制が解除され、一般車両の通行が再開。ただし、帰還困難区域内は歩行者、自転車、二輪車の通行が禁止。

路線状況

重用路線

福島県道268号草野大倉鹿島線（南相馬市鹿島区内）
福島県道49号原町浪江線（南相馬市原町区内）

道路施設

この路線には、以下の主要な橋梁が含まれています。

清水橋
御山橋
大日橋
新小草橋
木戸内橋、木戸内橋歩道橋
尼ケ折橋
下川原橋、下河原橋歩道橋
石渡戸橋：特に、1995年の福島国体開催に合わせて整備された橋梁で、美しい渓谷の景観が楽しめます。
大穴川橋：こちらも福島国体に合わせて建設された橋梁です。

地理

通過する自治体

相馬市
南相馬市
双葉郡浪江町

交差する道路

相馬市内

福島県道228号相馬大内線・国道115号
国道115号相馬南バイパス
福島県道270号山上赤木線

南相馬市内

福島県道268号草野大倉鹿島線
福島県道164号鹿島日下石線
E6 常磐自動車道 南相馬鹿島スマートインターチェンジ
福島県道267号大芦鹿島線
福島県道12号原町川俣線
福島県道62号原町二本松線
福島県道49号原町浪江線
福島県道264号馬場太田線
福島県道258号中ノ内小高線

浪江町内

福島県道257号仲ノ森加倉線
国道114号

沿線施設

八幡郵便局
南相馬市立上真野小学校
上真野郵便局
セデッテかしま
信田沢郵便局
南相馬市立石神中学校
南相馬市立石神第二小学校
* 南相馬市馬事公苑

福島県道34号相馬浪江線は、地域の足として、また観光のルートとして、重要な役割を果たしています。特に、東日本大震災からの復興においては、交通の便を確保し、地域経済の活性化に貢献しています。

もう一度検索