福島県道41号小野四倉線

福島県道41号小野四倉線

福島県道41号小野四倉線は、福島県田村郡小野町からいわき市に至る主要地方道です。この路線は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

路線データ

起点：田村郡小野町小野新町字団子田
終点：いわき市四倉町五丁目
総延長：47.933km
実延長：43.789km

夏井川左岸とそれに並行するJR磐越東線に沿って、内陸部から沿岸部へと至るルートを通っています。

歴史

この路線は、いくつかの県道が統合・再編されて成立しました。

1954年：福島県道小野新町平線、平小名浜線の一部が主要地方道に指定
1964年：主要地方道平小野線、平磐城線、平停車場線として指定
1971年：主要地方道いわき小野線として指定
1976年：主要地方道小野四倉線として指定
1993年：建設省により、主要地方道に指定

路線状況

重用路線

以下の路線と重複する区間があります。

福島県道66号小名浜小野線（田村郡小野町）
福島県道358号川前停車場上三坂線（いわき市川前町）
国道399号中島バイパス（いわき市小川町）
福島県道363号八茎四倉線（いわき市四倉町）

異常気象時通行規制区間

落石や崩壊の危険があるため、いわき市小川町上小川 - いわき市川前町下桶売の区間は連続雨量120mmで通行止めとなります。

道路施設

四倉跨線橋

JR常磐線を跨ぐ橋梁で、交通の円滑化に貢献しています。

全長：183.06m
主径間：27.050m
幅員：7.5（10.0）m
形式：7径間単純PCポステンT桁橋・PCポステン合成桁橋
竣工：1981年

下田橋

国道399号中島バイパスの重用区間にあり、旧道には同名の橋梁（いわき市道80411号清水空木線）も存在します。2004年度には歩行者用の側道橋が設置されました。

（旧）下田橋
全長：12.4m
幅員：5.5m
竣工：1953年
下田歩道橋
全長：14.6m
幅員：2.0m
形式：PCプレテン単純床版桁橋
竣工：2004年度

五味橋

矢大臣川を渡る橋梁で、幅員狭小、悪線形区間の解消のために架け替えられました。

全長：19.9m
幅員：6.0(10.0)m
形式：単純PCプレテンT桁橋
竣工：1995年

地理

通過する自治体

田村郡小野町
いわき市

交差する道路

小野町
福島県道19号船引大越小野線
福島県道66号小名浜小野線
福島県道286号鴇子夏井停車場線
いわき市
福島県道358号川前停車場上三坂線
福島県道359号神俣停車場川前線
福島県道287号上川内川前線
国道399号
福島県道248号小川赤井平線
福島県道135号三株下市萱小川線
福島県道363号八茎四倉線
福島県道35号いわき浪江線
国道6号

沿線

JR磐越東線（小野新町駅、夏井駅、江田駅）
夏井川
背戸峨廊
東北電力夏井川第一水力発電所
福島県立四倉高等学校
* 道の駅よつくら港

その他

いわき市役所川前支所は、2025年3月10日に旧桶売中学校校舎へ移転予定です。

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