福州大学

福州大学（Fuzhou University、略称：福大）は、1958年に創立された中国の国立大学です。福建省福州市に本部を置き、同省人民政府の直属機関として運営されています。中国政府が重点的に支援する大学プロジェクト「211工程」および「双一流」に選定されており、教育・研究の両面で高い水準を誇ります。

幅広い分野を網羅する学院構成

福州大学は、多岐にわたる分野をカバーする27の学院を擁しています。具体的には、電気工学と自動化学院、機械工学及び自動化学院、数学と統計学院、化学工学院、土木工学院、環境と安全工学院、経済・経営学院、生物科学と工学院、外国語学院、コンピュータとビッグデータ学院、ソフトウェア学院、物理・情報工学院、マイクロエレクトロニクス学院、化学学院、建築・都市・農村計画学院、紫金地質と鉱業学院、廈門工芸美術学院、材料科学と工学院、法学院、至誠学院（独立学院）、先進製造学院と海洋学院、継続教育学院、マルクス主義学院、人文社会科学学院、メヌス国際工学院、医工交差研究院、スポーツ教育研究部などが設置されています。これらの学院では、学部90学科、39の一級学科修士点、22の修士専門学位授権点、14の一級学科博士点、2の博士専門学位授権点、10のポストドクター科学研究流動ステーションが提供されており、学士課程から博士課程まで、幅広い教育ニーズに対応しています。

複数のキャンパス

福州大学は、福州市内および周辺地域に複数のキャンパスを展開しています。福州市内には、旗山キャンパスと銅盤キャンパスの2つがあり、その他に厦門市（鼓浪嶼キャンパス、集美キャンパス）、泉州市（晋江キャンパス、泉港キャンパス）にもキャンパスが設置されています。これらのキャンパスは、それぞれの地域特性を活かし、特色ある教育・研究活動を展開しています。

学生数

2023年4月現在、福州大学には約5万人の学生が在籍しています。内訳としては、学部生が38,427名、大学院生が14,358名となっています。多くの学生が日々、高度な専門知識とスキルを身につけるため、勉学に励んでいます。

まとめ

福州大学は、中国の高等教育機関として、教育、研究、社会貢献の面で重要な役割を担っています。多様な学問分野をカバーし、充実した教育環境を提供することにより、国内外から多くの学生を集め、優秀な人材を育成しています。また、複数のキャンパスを構え、それぞれの地域との連携を強化することで、地域社会の発展にも貢献しています。

福州大学は今後も、更なる発展を目指し、教育・研究活動の質向上に努めていくことでしょう。

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