福本莉子

福本莉子（ふくもとりこ）

福本莉子は2000年11月25日生まれ、大阪府出身の日本の女優であり、現在は東宝芸能に所属しています。彼女は2016年に開催された第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、その翌年に集英社『Seventeen』賞も受賞しました。このオーディションをきっかけに、彼女は芸能界に足を踏み入れ、2017年1月には関西テレビの『にじいろジーン』でゲスト出演し、デビューを果たしました。

その後、福本は2017年4月から『NHK高校講座「物理基礎」』にレギュラー出演し、正式に芸能活動を本格化させました。同年の11月には初めての写真集を発表し、ますます注目を浴びる存在となりました。

2018年には、テレビアニメ『ひそねとまそたん』の主題歌「少女はあの空を渡る」で歌手デビューし、映画『のみとり侍』でスクリーンデビューを果たしました。同年の舞台及びミュージカル『魔女の宅急便』では初舞台にも関わらず初主演を務め、俳優業の幅を広げました。

2020年には、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』で北村匠海、浜辺美波、赤楚衛二と共に主演を務め、地上波連続テレビドラマ『歴史迷宮からの脱出』では初主演を果たし、知名度が急上昇しました。さらに、2021年には映画『しあわせのマスカット』で単独初主演となり、演技力が評価されました。

福本莉子は多彩な才能を持つことでも知られています。特技にはサッカー、水泳、ピアノなどがあり、中学校ではサッカー部に所属していました。また、趣味としてそろばんや英会話を挙げています。カラオケでは星野源やback numberの曲を好んで歌い、和菓子やピザ、トマトなどが大好きです。好きな教科には世界史があり、映画やドラマにも熱心で、特に『ハリー・ポッターシリーズ』や『MOZU』シリーズが好きとのことです。

尊敬する人物としてはニーチェを挙げており、普遍的な価値観を教えてくれる存在だと語っています。憧れの俳優には長澤まさみや北川景子を挙げ、多くのファンに支持されています。受賞歴も多く、2022年には『消えた初恋』において助演女優賞を受賞し、2023年には『今夜、世界からこの恋が消えても』で新人俳優賞を受賞するなど、その実力を証明しています。

最近では、TOHOシネマズの「シネマチャンネル」でナビゲーターを務めており、幅広いジャンルでの活動を展開しています。彼女の今後の活躍にも期待が寄せられています。

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