福田駅(ふくでんえき、ふくだえき)
福田駅は、
中華人民共和国深圳市福田区に位置する、
広深港高速鉄道と
深圳地下鉄の複数路線が乗り入れる駅です。深圳の都心部に位置し、
地下駅として建設されました。この駅は、
深圳北駅と比較すると規模は小さいものの、将来的な交通網の中心としての役割を担う重要な駅として整備されています。
駅構造
福田駅は、中国鉄路総公司と
深圳地下鉄の施設が複合的に存在します。
中国鉄路総公司
中国鉄路総公司の施設は、地下1階から地下3階までの3層構造です。
地下1階:
深圳地下鉄との連絡階となっています。
地下2階: コンコース階で、切符売り場、
改札、トイレが設置されています。
地下3階: ホーム階で、島式ホーム4面8線を有しています。
深圳地下鉄の施設も、地下1階から地下3階までの3層構造です。
地下1階: コンコース階で、切符売り場と
改札口があります。
地下2階: 2号線(蛇口線)と11号線(機場線)のホーム階で、島式ホーム2面4線を有しています。
地下3階: 3号線(竜崗線)のホーム階で、相対式ホーム2面2線を有しています。
深圳地下鉄の各路線には
ホームドアが設置されており、安全対策が施されています。
将来計画
福田駅は、将来的に
深圳地下鉄14号線、深恵都市間鉄道、深江都市間鉄道などの路線も乗り入れる予定で、
深圳市における交通の中枢としての役割がさらに強化されることが期待されています。
駅周辺
駅の南側には、国際商業大廈や航空大厦などのオフィスビルが立ち並ぶオフィス街が広がっています。
歴史
福田駅は、以下の変遷を経て現在に至っています。
2008年8月20日 - 駅が竣工。
2011年
6月28日 -
深圳地下鉄3号線(竜崗線)が開業。
2011年
6月28日 -
深圳地下鉄2号線(蛇口線)が開業。
2015年12月30日 - 中国鉄路総公司の福田駅が開業し、
広深港高速鉄道の起点となりました(当時)。
2016年
6月28日 -
深圳地下鉄11号線(機場線)が開業。
隣の駅
各路線の隣の駅は以下の通りです。
■2号線(蛇口線):
蓮花西駅 -
福田駅 -
市民中心駅
■3号線(竜崗線):
少年宮駅 -
福田駅 -
購物公園駅
■11号線(機場線): 車公廟駅 -
福田駅
中国鉄路総公司
■広深港高速鉄道:
深圳北駅 -
福田駅 -
香港西九龍駅
その他
当駅と隣の西九龍駅の間は地下線であり、最高速度は200km/hに制限されています。
関連項目
中華人民共和国の鉄道