福重団地

福重団地について

福重団地（ふくしげだんち）は、福岡県福岡市西区にある住宅団地であり、特定の町名を指します。広さは約5.26ヘクタールで、2023年3月の時点での人口は1,277人となっています。この地域の郵便番号は819-0023です。

地理的な特徴

福重団地は福岡市の中心部に近く、中央区天神の西側に位置しています。具体的には西区の東部にあり、室見川の西岸に広がっています。北側には福重、南東には新室見、そしてWest側には早良区の小田部と接しています。団地内はほとんどが住宅地として利用されており、特に公営住宅が目立ちます。

地図で確認すると、福重団地は〒819-0023に位置することがわかります。周辺には室見川が流れており、地域の自然環境も豊かです。

河川

町域の東側には室見川（二級河川）が流れています。この川は地域の自然環境や住民の生活にも影響を与えており、親しみやすい場所となっています。

都市計画

福重団地は福岡市の「都市計画マスタープラン」に基づいています。このプランでは、室見川沿いのエリアが散策や憩いの場として整備されており、緑のあるリラックスできる水辺環境が重要視されています。地元は「低中層住宅地」として位置付けられ、ほとんど全域が第一種中高層住居専用地域に指定されています。

歴史

福重団地は1978年（昭和53年）に福岡市西区の町名として制 定されました。もともとは福重と小田部の一部として水田が広がっていた地域です。昭和50年代に入り、国道202号バイパスの今宿新道が整備されることで、15階・9階建ての高層住宅が建設されるようになりました。その後、小田部大橋が架かり、国道202号と接続されることで、市内中心部への交通の便も良くなりました。

1979年には、共同住宅の竣工に伴い福重小学校が福重四丁目に設立され、地域の教育施設も整備されました。

共同住宅の概要

福重団地は、福岡市営の福重住宅から構成されています。共同住宅は1977年（昭和52年）及び1978年（昭和53年）に竣工されました。

• - 福重団地一区: 1号棟から3号棟まで（福重団地772号線の西側）
• - 福重団地二区: 4号棟から9号棟まで（福重団地772号線の東側）

国道202号沿いの室見川の西側には「団地一区」、その東側には「団地二区」が存在しています。福岡市の人口増加に伴い開発されたこの団地は、1975年の時点ではまだ空き地が多い地域であったことが確認できます。

人口

福重団地の人口については、福岡市の住民基本台帳を基にした統計データがあります。毎年の9月末に集計された人口の推移が確認でき、地域の成長を示すものとなっています。

交通

福重団地へのアクセスには、西鉄バスが利用されています。具体的には小田部大橋前や、福重3丁目、新室見といった停留所が近くにあります。また、福岡市営地下鉄の室見駅や姪浜駅からはそれぞれ徒歩で約25分の距離です。

施設と教育

福重団地内には学校は存在しないものの、周囲にある福岡市立福重小学校や福岡市立内浜中学校の校区に含まれています。また、団地内には福重東公園という面積2,000平方メートルの街区公園も設置されており、地域住民にとって憩いの場となっています。

福重団地は自然環境や生活の利便性を兼ね備えた地域で、近年でも多くの住民が住む場所として魅力を持っています。

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