稚内市立天北小中学校

稚内市立天北小中学校

稚内市立天北小中学校（わっかないしりつ てんぽくしょうちゅうがっこう）は、北海道の北端にある稚内市沼川に位置する小学校・中学校の併置校です。この学校は、2002年に複数の小中学校の統合によって設立され、地域住民のニーズに応える形で教育活動を展開しています。

学校の概要

天北小中学校は、現在小学校と中学校合わせて7クラスを持ち、小学生27人と中学生12人が在籍しています（2011年4月1日現在）。教員数は15人、職員数は4人で、校長は大島朗氏が務めています。学校給食は自校で提供されており、地域の食文化を大切にした食育にも力を入れています。学校はへき地学校に指定されており、その環境に応じた教育プログラムが設けられています。

沿革とこれまでの実績

天北小中学校の設立に向けては、1999年に開校準備委員会が設立され、2000年には校名が正式に「天北小中学校」と決定されました。そして、2002年の春には開校式を迎え、教育活動がスタートしました。開校以来、学校は地域の教育を支える存在として多くの成果を上げてきました。

具体的には、2004年には北海道公立学校教育課程実践表彰を受け、2005年には日勤火災教育論文での表彰、さらに2007年と2008年には北海道学校歯科保健優良校に認定されるなど、教育の質を高める取り組みが評価されています。

通学区域

この学校の通学区域には、沼川、曲淵、川西、川南、開進、樺岡、豊別、上声問、天興、曙の各地区が含まれており、多様な地域から生徒が通学しています。地域との結びつきが強く、地元の行事や活動に積極的に参加する姿勢が見受けられます。

交通アクセス

天北小中学校へのアクセスは、宗谷バスの曲渕線を利用し「天北小中学校前」で下車することができます。公共交通機関を利用しやすい立地にあり、地域の交通網と連携を図っています。

まとめ

稚内市立天北小中学校は、その名の通り天北地域に位置し、教育だけでなく地域の活性化にも貢献している学校です。教育内容の充実や地域密着型の活動により、子どもたちの成長を支える環境が整っており、今後も地域と共に歩んでいくことが期待されています。

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