稲葉かりん

稲葉かりん

稲葉かりん（いなば かりん、1999年3月17日 - ）は、関西棋院に所属する日本の囲碁棋士で、段位は初段です。大阪府出身で、矢田直己九段の門下生として研鑽を積んでいます。

経歴

囲碁との出会いは4歳の頃、おもちゃ屋で見つけたミニ碁盤がきっかけでした。周りに囲碁を打てる人がいなかったものの、父親と共にルールを覚え、関西棋院の囲碁サロンや子供向け教室で腕を磨きました。小学6年生から中学1年生にかけては単身で韓国に渡り、李世乭（イ・セドル）らを輩出したソウルの道場で囲碁の勉強に励みました。帰国後、関西棋院の院生となり、2015年4月に16歳で入段を果たしました。この16歳での入段は、関西棋院の女流棋士としては2番目の年少記録となります。

2016年には、第3回会津中央病院杯・女流囲碁トーナメント戦で予選を勝ち抜き本戦に進出しましたが、1回戦で前回優勝者の王景怡に敗れました。2017年には、第36期女流[[本因坊戦]]で本戦準決勝に進出しましたが、吉原由香里六段に敗れ、決勝進出はなりませんでした。

2019年4月から2021年3月まで、NHK Eテレの囲碁番組『囲碁フォーカス』で聞き手を務め、その明るい人柄と分かりやすい解説で人気を集めました。

人物

愛称は「かりぽん」で親しまれています。囲碁の魅力について尋ねられると、「答えがはっきりしないところ」と答えています。奥深い囲碁の世界を探求し続ける姿勢が垣間見えます。

外部リンク

関西棋院の稲葉かりん紹介ページ
稲葉かりん (@Ash__igo) - X（旧Twitter）
* 稲葉かりん (@karin_inb) - Instagram

もう一度検索