穴内駅

穴内駅（あなないえき）

穴内駅は高知県安芸市にある土佐くろしお鉄道（TKT）のごめん・なはり線に位置する駅です。この駅の駅番号はGN29で、快速列車は通常通過するため、主に普通列車が停車します。駅の特徴や周辺環境について詳しく見ていきましょう。

歴史

穴内駅は2002年7月1日に土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の駅としてオープンしました。2014年には台風11号による大雨の影響で裏山が崩れ、一時的に運行が停止しました。その後、同年の9月1日に営業が再開されましたが、この出来事は駅の運営に多大な影響を与えました。

駅の構造

穴内駅は相対式ホームが2面2線設けられており、高架駅です。1番線はスルー構造になっており、列車の制限速度は80km/hに設定されています。基本的には普通列車が上下でそれぞれ停車しますが、特定の条件下では2番線の使用もあります。なお、駅は無人駅であり、地上には利用者のための休憩所が設置されています。

のりば

1. 1番線 - 上り方面、主に快速は通過します。
2. 2番線 - 下り方面、上り快速と行違う下り普通列車が利用します。

駅周辺

駅の南側には住宅地とビニールハウスが広がっており、これらを挟んで国道55号が通行しています。また、駅の北側には安芸市立穴内小学校と保育所が位置しています。これにより、駅周辺は地域の交通や教育の要として重要な役割を果たしています。

安芸市立穴内小学校
安芸市立穴内保育所
安芸穴内郵便局
国道55号

バス路線

直通のバス路線はありませんが、国道55号沿いに高知東部交通の穴内停留所があり、駅北側には安芸市の元気バスも運行されています。ただし、バスの運行頻度は地域により異なるため、利用者は事前に時刻表を確認することが推奨されます。

イメージキャラクター

穴内駅のイメージキャラクターは「あなないナスビさん」です。このキャラクターは、地元で人気のナスをモチーフにしており、駅の西側道路沿いにモニュメントが設置されています。

その他

土佐くろしお鉄道の前身である土佐電気鉄道安芸線にも、かつて穴内駅が存在しました。ただし、位置が異なるため、現在の土讃線にある穴内駅との差別化が必要とされています。こうした背景から「土佐穴内」と呼ばれる駅も存在しており、同じ県内でありながら異なる名称を使用しているのが特徴です。

隣接駅

• - 赤野駅 (GN30) - 穴内駅 (GN29) - 球場前駅 (GN28)

このように、穴内駅は地域の交通の要所としてだけでなく、地元の特産物を全面に出したキャラクターを通じて観光や地域振興にも寄与しています。

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