空港通り駅

空港通り駅について

空港通り駅（くうこうどおりえき）は、香川県高松市寺井町にある高松琴平電気鉄道琴平線の駅で、駅番号はK07です。この駅は高松市によって、地域住民や移動に便利な交通手段を提供し、特に高松空港へのアクセス向上が図られています。駅の周辺にはパークアンドライドのための月極駐車場が整備され、空港へ向かうリムジンバスの停留所やタクシー乗り場も設けられています。

駅の構造

空港通り駅は、単式ホーム1面1線を持つシンプルな構造をしており、ホームは南側に位置しています。構内には踏切が設けられており、利用者の安全が考慮されています。高松琴平電気鉄道では2012年度時点で、いくつかの駅名標が存在していますが、空港通り駅の名標は最新デザインであり、仏生山駅などと同じものが使用されています。

利用状況

近年の利用状況については、駅へのアクセスが改善されたことで、多くの利用者が見込まれます。空港通り駅は、交通量が多い国道193号（空港通り）のすぐ近くに建設されています。この地点に位置する寺井高架橋は、自転車や歩行者の通行が禁止されており、通行する際は駅直下にある地下道を利用する必要があります。ただし、構内踏切が設置されたことで地下道の利用者は減少し、冬季には凍結の注意を促す看板が掲示されています。

駅周辺の施設

空港通り駅の周辺には、数多くの商業施設や利便施設があります。市営寺井団地やハローズ仏生山店、香川日産自動車空港通り店、ガスト高松三名店、ジョイフル三名店、さらに天然温泉きららなどが近隣に位置しており、利便性の高いエリアとして利用されています。

歴史

空港通り駅は2006年7月29日に開業しました。この駅の誕生は、当初の計画よりも前倒しとなり、琴平線の新駅としては1956年の三条駅以来、約50年ぶりの新設となります。開業に際しては、地域の交通改善も考慮されました。

バス路線

空港通り駅の開業に合わせて、ことでんバスの香川町コミュニティバスが「ことでん空港通り駅」停留所まで延伸しましたが、2007年に変更があり、停留所は廃止されました。現在は、香川町コミュニティバスが「空港通り駅」停留所と南方の日生ニュータウン・天神・下倉方面を結ぶ運行を行っており、徒歩圏内には高松空港リムジンバスの「空港通り一宮」停留所もあります。

その他の情報

当初この駅の仮名称は「寺井駅」とされていましたが、設置発表時には現在の「空港通り駅」として発表されました。駅のホームは、栗林公園駅と一宮駅間の複線化のための用地として設計されていますが、島式ホームへの改造は難しい構造となっています。

隣の駅

高松琴平電気鉄道琴平線の隣接する駅は次の通りです。

• - 仏生山駅（K06）
• - 空港通り駅（K07）
• - 一宮駅（K08）

空港通り駅は、高松市内及び高松空港へのアクセスを提供する重要な交通拠点となっています。

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