立川バス上水営業所

立川バス上水営業所

立川バス上水営業所（たちかわバスじょうすいえいぎょうしょ）は、東京都立川市幸町にある立川バスの機関です。この営業所は、現在運営されている立川バス営業所の中で最も古く、歴史ある路線網を誇ります。営業所の記号は"J"で、最寄りのバス停留所も上水営業所と名付けられています。

この営業所は、西武拝島線の玉川上水駅の近く、芋窪街道沿いに位置し、4つのバス乗り場が設けられています。各乗り場は、上下各1本と、下りの出庫用ターミナル、さらには高速バス用の待合室から成り立っています。

歴史

立川バス上水営業所は、1966年6月に開設され、その同月には国立操車場も設置されました。1970年には国立営業所に昇格しています。上水営業所が設立される前は、立川バスの高松町営業所（現在は廃止）や、砂川営業所（これも廃止）の2つが立川駅北部及び以東の路線を運営していました。しかし、両営業所は敷地が狭く、特にワンマン車の導入に伴い、より広い敷地を有する上水営業所が新設された次第です。

上水営業所はその後、国立、拝島、瑞穂の4つの営業所が運営されるようになり、広いエリアをカバーすることになりました。国立営業所は2000年に廃止され、その多くの路線が上水営業所に移行しました。さらに2018年には、拝島と瑞穂の営業所が福生営業所に統合され、その際に新たなダイヤ改正が行われ、拝島営業所からの路線が上水営業所に引き継がれました。

現行路線

上水営業所の運行する路線は多種多様であり、例えば、

• - 立川駅 - 柏町青柳循環線

- 立18-1：立川駅北口から裁判所前および災害医療センター東を経由して、玉川上水駅南口まで運行。
- 立28：立川駅北口から柏町青柳住宅までを結びます。

• - 立川駅 - 玉川上水駅 - 村山団地線

など、多様な路線が設けられ、地域住民のニーズに応えています。特に村山団地線は重要な交通手段であり、立川駅や玉川上水駅とのアクセスが便利になっています。

他にも、「立飛循環」や「若葉町団地線」など、運行される路線は数多く、利用者に利便性を提供しています。多くの路線は地域の学校や病院、商業施設を結びつけており、そのため地域に密着したサービスを展開しています。

車両と運行

上水営業所では、いすゞ自動車や三菱ふそうのバスが主に使用されており、特にツーステップ・ノンステップバスが運用されています。コミュニティバス用の小型車両も導入されており、地域のニーズに応じて運行されています。また、特定路線には深夜バスも運行しており、乗客の便利さをさらに増しています。

まとめ

立川バス上水営業所は、長い歴史を背景に、地元住民にとって欠かせない公共交通機関としての役割を果たしています。その多様な路線網は地域の活性化に寄与しており、今後も地域と共に発展していくことが期待されます。

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