立川市市民会館

立川市市民会館（たちかわししみんかいかん）

立川市市民会館は東京都立川市に位置する文化施設で、正式名称の他に「たましんRISURUホール」として広く知られています。この愛称は、2014年に多摩信用金庫がネーミングライツを取得し、その契約が2024年3月まで続くことから生まれました。以前は「アミューたちかわ」という名称で親しまれていました。

概要

1974年1月11日に開館した立川市市民会館は、その後長い年月にわたって多くの文化活動の場として利用されています。しかしながら、2013年には劣化が見られたため、大規模改修工事に入ることとなり、その間は2013年1月から12月までの休館を余儀なくされました。改修が完了し、2014年1月にはリニューアルオープンを迎え、新たに多摩信用金庫により名づけられた「たましんRISURUホール」と改められました。

立川市と多摩信用金庫は、ネーミングライツの再契約に合意し、2024年4月から2029年3月まで同名を維持することが決定しました。このことで、地域文化の振興がさらに促進されることが期待されています。

施設の運営

指定管理者は合人社計画研究所グループが務めており、このグループは9つの企業から構成されています。立川市産業文化スポーツ部地域文化課がこの施設を所管し、関連する団体も多数在籍しています。予約は立川市教育委員会を通じて可能であり、訪れる人々のニーズに応じた多彩な使用が可能です。

2023年10月時点では、様々な団体がこの施設に入居しており、文化活動が幅広く展開されています。

施設の目的

立川市市民会館は、市民への音楽や演劇に関する文化的創造の場を提供し、優れた芸術文化を楽しむ機会を設けることで、地域の文化振興と福祉の向上を目指しています。

施設内容

大ホール

大ホールは音楽リサイタルやクラシックコンサート、ミュージカルなどが行われる多目的スペースで、座席数は1201席を誇ります。ドリンクを含む快適な環境とともに、グランドピアノの選択肢も豊富で、特に都内でも珍しい3種からの選択ができる点が特長です。

小ホール

小ホールはコンサートや発表会、講演会などに適したスペースで、246席を有しています。音楽教室の発表会などにも利用されます。

展示室

展示室は絵画展や商品展示会、演劇練習ができる場で、最大100名が収容可能です。広さは282㎡あります。

サブホール

サブホールは会議やパーティーに最適な空間として設計されており、収容人数は78名、床面積は140㎡です。オーディオセットやマイクのレンタルも行っており、会議室としての使用も受け付けています。

ギャラリー

ギャラリーは展示や催し物に使えるスペースで、収容定員は70名、床面積は124㎡です。ミニキッチンも完備されており、楽しいイベントを開催するのにぴったりです。

会議室（第1〜第7）

会議室は多様な用途で利用可能で、18名から90名までの各種定員を持つ部屋が7室用意されています。サークル活動や研修などに幅広く対応します。

交通アクセス

この施設へのアクセスは非常に便利で、JR中央線立川駅南口からは徒歩13分、南武線西国立駅からは徒歩7分、多摩モノレール立川南駅からも徒歩12分で到着します。また、立川バスも利用可能で、各方面からのロケーションも良好です。

このように立川市市民会館は、文化活動を支える重要な施設であり、地域の人々に愛され続けています。引き続き多様なイベントが開催され、市民の文化的な充実に寄与することが期待されています。

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