立川生志

立川生志 (たてかわ しょうし)

立川生志は1963年12月16日生まれで、福岡県筑紫野市が故郷の落語家です。彼は落語立川流に所属しており、その出囃子は『あじゃら』です。学歴としては、筑紫中央高校を卒業後、福岡大学人文学部で学びました。社会人生活の初めには、INAX（現在のLIXIL）で営業マンをしていましたが、後に落語の道に進むことを決意しました。

1988年7月、彼は七代目立川談志に師事し、落語家としての道を歩み始めました。その際、「笑志」という名前を授かり、以後は彼の芸名として親しまれています。1997年2月には二ツ目として昇進し、さらに2008年4月には真打に昇格し、「生志」と改名されました。2009年春には疾患のため入院しましたが、同年8月には見事に復帰しました。

立川生志の人物像では、血液型はB型で、現在は神奈川県横浜市に住んでいます。また、若手大喜利『笑点Jr.』でもの活動が光っており、彼はこの番組に最古参として出演していました。BS版『笑点』では、連続出演が少ないことがあり、入れ替わりで出演が剥奪されることもありました。特に印象深いエピソードとしては、2005年4月2日の放送で足袋を忘れ、ペナルティとして座布団を全て没収されたことがあります。これにより、「立川流・苦節の二ツ目」というキャラクターが形成され、他の落語家との小競り合いが話題となりましたが、実際には彼らは仲が良く、共演することも多かったようです。

芸歴と受賞歴

立川生志は、入門から多くの受賞歴を持っています。以下に主な受賞歴をまとめます。

• - 1994年：にっかん飛切落語会 努力賞
• - 1995年：にっかん飛切落語会 若手落語家奨励賞
• - 1996年：にっかん飛切落語会 若手落語家奨励賞
• - 1999年：にっかん飛切落語会 若手落語家奨励
• - 2001年：にっかん飛切落語会 若手落語家奨励賞
• - 2002年：NHK新人演芸大賞 審査員特別賞、彩の国落語大賞 殊勲賞、にっかん飛切落語会 優秀賞
• - 2003年：彩の国落語大賞 技能賞、にっかん飛切落語会 優秀賞
• - 2009年：彩の国落語大賞、横浜文化賞 文化・芸術奨励賞

主な出演番組

立川生志はテレビやラジオでの出演も多く、特に以下の番組が知られています。

• - 爆笑オンエアバトル（NHK）
• - BS[[笑点]]（BS日テレ）
• - ぶらり途中下車の旅（日本テレビ系）
• - 落語者（テレビ朝日）
• - 立川生志の世の中こげん面白かばい!（RKBラジオ）

また、著書も多く、『ひとりブタ―談志と生きた二十五年』や『立川生志のニュース落語』などがあります。彼の作品は、落語に対する深い理解と経験に基づいた内容が反映されており、ファンからの支持も集めています。

立川生志は、落語界でもユニークな存在感を持っており、その活動は多岐にわたります。彼の芸やキャラクターは今後も多くの人々に笑いを提供し続けることでしょう。

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