立花証券

立花証券株式会社

立花証券株式会社は、東京都中央区に本店を置く日本の証券会社です。その歴史は、1953年に石井久氏が設立した石井株式研究所に端を発します。同年9月には、資本金500万円、社員13名で江戸橋証券として創業しました。

沿革

1953年3月: 石井久氏が29歳で石井株式研究所を創立。
1953年9月1日: 江戸橋証券を創業（資本金500万円、社員13名）。
1957年8月: 東証正会員であった立花証券（1948年設立、資本金1000万、社員32名）を買収・合併。江戸橋証券は清算され、立花証券の名称が存続。
1958年11月: 顧客向け投資情報誌「立花月報」を創刊。
1960年: 電話による通信取引などで、東京証券取引所の出来高上位20位にランクイン。
1973年: 石井久氏が社長を退任し会長に就任。中田忠雄氏が社長に就任。
1974年: 本店を日本橋茅場町の現在地に移転。
1982年: 石井久氏が再び社長に就任。
1988年: 福園一成氏が社長に就任。
1990年: 総合証券会社に移行。
1994年2月: 香港に現地法人を設立。
2000年: 石井登氏が社長に就任。
2002年9月: インターネット取引を開始。
2006年6月20日: アドウェイズ株の誤発注を起こす。
2011年6月28日: 取締役相談役であった石井久氏が取締役を退任。

創業当初は、株式投資に関する情報提供や取引仲介を主な業務としていましたが、時代とともにサービス内容を拡充し、総合証券会社へと発展しました。特に、1958年に創刊された「立花月報」は、長年にわたり顧客に信頼される投資情報源として親しまれてきました。また、2002年にはインターネット取引を開始し、オンラインでの取引環境を提供することで、より多くの投資家が利用しやすい環境を整えています。

立花証券は、過去には誤発注などの問題も経験しましたが、それらを教訓とし、より信頼性の高い証券会社を目指しています。

関連項目

清水一行（経済小説家。創業者の石井久氏をモデルとした小説『大物』を執筆）

外部リンク

立花証券ホームページ
立花証券e支店

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