立花館To Lieあんぐる

立花館To Lieあんぐる

『立花館To Lieあんぐる』は、merryhachiが手掛けた日本の漫画であり、一迅社の雑誌『コミック百合姫』にて2015年から2020年まで連載されました。物語は、青春や百合をテーマにし、多様なキャラクターたちの日常を描いています。また、本作から派生したスピンオフ漫画『橘館Ce Lebらいふ』もpixivコミックで連載されています。

あらすじ

主人公の夏乃はなびは、春からの高校生活を迎えるために東京の実家を離れ、通学が便利な寮「橘館」に引っ越すことを決めます。しかし、彼女を待っていたのは、期待とはほど遠い古びた寮で、実は「立花館」という別の場所と契約してしまったことが判明します。仕方なく、はなびはこのまま「立花館」で生活することになりますが、そこには不思議な住人たちがいて、彼女は日常的に刺激的でエッチな状況に巻き込まれていくのです。

登場人物

• - 夏乃 はなび（なつの はなび）: 本作の主人公であり、ボーイッシュなファッションを好む女の子。
• - 藤原 依子（ふじわら よりこ）: はなびの友人で、立花館の温かい大家。妹に対しても優しい一面が魅力。
• - 藤原 このみ（ふじわら このみ）: 依子の妹で、はなびとの幼馴染。恋のライバルとの争いも展開。
• - 篁 いおり（たかむら いおり）: はなびと同学年の住人で、普段は寡黙ながらも積極的なアプローチを仕掛ける。
• - 月城 優（つきしろ ゆう）: 自由で開放的な性格の持ち主。はなびをターゲットにしている一方、依子とは特別な関係。
• - 三井 そのあ（みつい そのあ）: 立花館に新たに加わった女性で、一見クールだが面倒見の良い性格。

書誌情報

『立花館To Lieあんぐる』は、全9巻で一迅社から順次刊行されました。各巻には特装版も用意され、コレクターには嬉しい仕様となっています。

テレビアニメ

2018年には、5分枠の短編アニメが放送され、原作のエッセンスを活かした形で展開されました。第7巻の特装版には、本編全12話に加え映像特典も収められています。

スタッフ

アニメの制作はCreatures in packやスタジオリングスが担当し、総監督のひらさわひさよし氏や脚本を担当するWORDS in STEREOなど、さまざまな才能が集結しています。音楽は立山秋航が手掛け、主題歌にはエラバレシによる楽曲も使用されています。

まとめ

『立花館To Lieあんぐる』は、独特の設定と個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語で、青春特有のさまざまな出来事を通じて成長していく姿が描かれています。百合ジャンルに興味がある方や、青春ものが好きな方にとって、見逃せない作品でしょう。

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