竪山隼太

竪山隼太：多様な舞台で輝く実力派俳優

竪山隼太(たてやま はやた)は、1990年5月7日大阪府生まれの俳優である。181cmの長身と、確かな演技力で、舞台を中心に活躍を続ける彼は、多くの観客を魅了し続けている。

子役から舞台俳優へ

彼のキャリアは、大阪放送児童劇団への所属から始まる。子役として舞台に立ち、演技の基礎を培った。その後、劇団さいたまネクスト・シアターの旗揚げ公演『真田風雲録』で芸能活動を再開。以来、精力的に活動を続け、数々の舞台作品に出演している。

充実した舞台経歴

彼の舞台活動は多岐に渡り、その幅広さが彼の大きな魅力と言えるだろう。劇団四季の『ライオンキング』（ヤングシンバ役）への出演経験は、彼のキャリアの中でも特に重要な位置を占めている。その後も、さいたまネクスト・シアターの作品をはじめ、彩の国シェイクスピア・シリーズ、彩の国ファミリーシアターなど、著名な舞台作品に数多く出演。シェイクスピア作品から現代劇まで、古典から新作まで、様々なジャンルの作品で、その高い演技力を披露してきた。

特に、さいたまネクスト・シアターでの活動は、彼の俳優としての成長に大きく貢献したと言えるだろう。『真田風雲録』の猿飛佐助役を皮切りに、『美しきものの伝説』、『2012年蒼白の少年・少女たちによるハムレット』（ギルデンスターン役）、『THE FACTORY ロング・グットバイ』（ビル役）、『2013年蒼白の少年・少女たちによるオイディプス王』（コロス役）、『蒼白の少年少女たちによる「カリギュラ」』、『リチャード二世』（ヘンリー・ボリングブルック役）など、多くの重要な役を演じている。また、シアターコクーンでの作品への出演や、蜷川幸雄演出作品への参加など、彼の活動は多様で、常に挑戦を続けていることがわかる。

さらに、近年では『夜は昼の母』、『二兎社48公演「こんばんは、父さん」』といった話題作への出演も果たしており、彼の存在感はますます増している。

テレビ・映画出演

舞台以外にも、テレビドラマや映画にも出演。NHK教育『天才てれびくんワイド』への出演経験もあり、幅広い世代に知られている。近年でも『水曜ミステリー9「ソタイ 組織犯罪対策課」』、『金曜ナイトドラマ「天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-」』、『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』といった作品に出演している。映画では、『RED SHADOW 赤影』で青影（少年時代）を演じた経験も持つ。

継続的な挑戦

2024年1月1日、所属事務所をスタッフ・プラスから株式会社DeRTA Entertainmentに移籍。担当マネージャーと共に新天地へ挑戦する彼の今後の活躍にも期待が集まる。同志社大学社会学部教育文化学科卒業という経歴も持ち、知性と感性を兼ね備えた俳優として、今後も様々な役柄に挑戦し、観客を魅了し続けることだろう。彼のSNS（X、Instagram）もチェックして、最新情報を確認することをお勧めする。

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