竹井輝彦

竹井輝彦のプロフィールと活動

基本情報

竹井 輝彦（たけい てるひこ）は、1965年9月17日生まれの日本のお笑い芸人です。彼は、漫才コンビ「ビッグブラザーズ」の元メンバーであり、現在でもアマチュアピン芸人として活躍しています。徳島県出身で、徳島県立新野高等学校を卒業し、その後松竹芸能に30年以上在籍していました。2018年10月、竹井は「アマチュアのピン芸人」として太田プロエンターテインメントカレッジに入学しました。

漫才コンビ「ビッグブラザーズ」

竹井は、かつて徳島の暴走族というバックグラウンドを経て松竹芸能の養成所に入所しました。そこで出会った酒田薫と共に「ビッグブラザーズ」を結成し、主に関西地方を中心に数多くのテレビやラジオ番組に出演しました。彼らは活動を開始してから4年後の1990年に解散。その後はピン芸人としての道を歩むことになります。

大好きなお笑いシーンとその競争

ビッグブラザーズ時代の1980年代後半、竹井と彼の相方は大阪で活動していたダウンタウンと数多くの賞レースで競いました。1989年には第24回上方漫才大賞の新人奨励賞を受賞しました。しかし、大賞を受賞したダウンタウンの松本人志は「ビッグブラザーズに賞を取らせるのは1億万年早い」という発言をし、竹井の名声に影を落としました。これをきっかけに竹井は、ビッグブラザーズ解散後、吉本興業に移籍し活動の場所を大阪から東京に移しましたが、後に松竹に戻り、大阪へ再度帰郷しました。

事業家としての顔

解散後、竹井は事業家としても活動し始めました。上京した際には、浅草でスナックやバーを経営し、新加勢大周が常連客でした。大阪に戻ってからは、「男の娘くらぶ」という女装バーを経営するなど、幅広いビジネスを手がけました。

YouTubeでの活動

2015年に再度松竹を退社したことをきっかけに、竹井は東京での芸能活動を再開しました。その後、彼自身のYouTubeチャンネルを開設し、「芸人・竹井輝彦ネタカタログ」と題した動画を公開。2018年には太田プロエンターテインメントカレッジの14期生として入学し、再び舞台での活躍を続けています。

メディア出演と最近の出来事

竹井は、NHKのドキュメンタリー番組『ひとモノガタリ』にも出演し、53歳のアマチュアピン芸人としての生活を紹介されました。さらには、昨年コロナウイルスに感染しながらも、新たな漫才コンビの結成を試みましたが、短期間での解散が続いています。

現在の活動

現在、竹井はYouTubeチャンネルで動画を更新しています。2023年12月中旬まで毎日更新していましたが、現在は週に1本程度の不定期更新となっています。随時、芸人仲間やイベントの情報を発信しながら、今後の活動も期待されています。

結論

竹井輝彦は、様々な経験を経てお笑い界で独自のスタイルを確立しています。過去の栄光を背負いながらも、彼は今なお新しい挑戦を続け、アマチュアピン芸人としての活動を通して、観客を楽しませています。

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