竹内明

竹内 明（たけうち めい）のプロフィール

竹内明は1969年2月23日生まれで、神奈川県茅ヶ崎市からの経歴を持つTBSテレビの執行役員であり、著名なジャーナリスト及び作家です。彼はTBSの元記者でありニュースキャスターとしても知られており、身長は182cm、血液型はB型です。

学歴とキャリアの始まり

竹内は神奈川県立鶴嶺高等学校を卒業後、慶應義塾大学法学部に進み、法律学科で学びました。1991年にTBSへ入社し、その後のキャリアは労力を惜しまない取材スタイルで知られるようになります。同期には、アナウンサーの秋沢淳子、安東弘樹、また映画事業部主任の平野隆などがいます。

入社後、竹内はADや報道局に配属され、社会部の記者として主に警察や検察の取材を担当しました。特にオウム真理教事件や警察庁長官狙撃事件といった重大な事件の取材に携わり、報道の最前線で活躍しました。1995年の全日空機ハイジャック事件では、強行突入を現場から取材したことは、彼の取材の中でも特に印象的な出来事の一つです。

海外特派員としての活動

竹内は1996年に外信部に異動し、ニューヨーク支局の特派員として国際的な視野での取材を開始します。彼はFBIやCIAの対テロ戦争に深く関わる取材を行い、組織犯罪や社会問題に関する特集も制作しました。ストリートギャングへの潜入取材や、児童買春問題の調査など、彼の取材の幅は非常に多岐にわたります。

帰国後は、『イブニング・ファイブ』の編集長を務めた後、『総力報道!THE NEWS』のキャスターとして活躍します。この期間中、様々な事件のニュースを報じ、視覚的な情報伝達を重視して法廷内スケッチを用いた解説を行うなど、視聴者と密接にコミュニケーションを図りました。

『Nスタ』における活動と報道局の役割

竹内は2013年から『Nスタ』でキャスターとしての役割を果たし、その後も報道局において現代のニュースをリードする役職を歴任しました。2017年には、彼が総合司会を務めた『Nスタ ニューズアイ』を退任し、報道局の管理業務に専念。さらには編集長や報道局長としても、その影響力を発揮しています。

プライベートと趣味

竹内は幼少期から空手を練習し、有段者でもあります。また、東京ディズニーランドに15回訪れた経験があり、海外のディズニーランドにも複数回足を運んでいます。このような個性的な趣味が、彼の人物像を豊かにしています。

家族の背景

竹内は高祖父に吉田茂の実父である竹内綱を持つなど、政治的・歴史的な背景を持つ家系に育ちました。彼の親族には、元首相の麻生太郎や地理学者の竹内啓一などがいます。

著書

竹内は多くの著作を発表しており、特にノンフィクションや警察関連の本が知られています。中でも『ドキュメント秘匿捜査・警視庁公安部外事1課スパイハンターの344日』や、警察庁長官狙撃事件に関する『時効捜査』が評価されています。

竹内明は、優れたジャーナリストとしてだけでなく、情熱的な作家としても広く認知されている人物です。

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