竹田恒治

竹田恒治

竹田恒治（たけだ つねはる）は、1944年8月3日生まれの日本の旧皇族であり、実業家、元ブルガリア大使。
竹田宮恒徳王の第二王子として生まれ、皇籍離脱後は実業界で活躍。伊藤忠商事の関係会社の社長を歴任し、その後、外交官としてブルガリアに派遣された。

経歴

満洲国新京特別市（現在の中国長春市）で誕生。父の恒徳王は当時、関東軍参謀として満洲に駐在していた。
1947年に皇籍を離脱。

学習院中等科から慶應義塾高校、慶應義塾大学法学部政治学科へと進学。身長180センチメートル以上の恵まれた体格で、学生時代はラグビーやアイスホッケーの選手として活躍した。
慶應義塾大学時代の同期には、高橋治之（元東京五輪組織委員会理事、元電通）がおり、実弟の竹田恆和とも親交が深かった。

1967年に慶應義塾大学を卒業後、伊藤忠商事に入社。
2001年には、伊藤忠商事の大洋州総支配人となり、伊藤忠商事の豪州現地法人およびニュージーランド現地法人の社長を兼務した。
その後、伊藤忠商事の理事を経て、2005年から2007年6月まで中央設備エンジニアリング社の社長を務めた。

2007年から2010年まで、駐ブルガリア共和国日本国特命全権大使としてブルガリアに赴任し、日本とブルガリアの友好関係に尽力した。

2013年には、日本アイスホッケー連盟の会長候補に名前が挙がったが、連盟内の混乱を理由に辞退している。

家族・親族

父：竹田宮恒徳王
母：恒徳王妃光子
妻：岡田茂（元三越社長）の長女・幾美子
兄弟：恒正王、素子女王、紀子女王、恒治王、恒和
長男：竹田恒昭（1979年生まれ、元電通社員。大麻所持で逮捕）
次男：竹田恒智（1980年生まれ、三菱商事社員）

関連項目

旧皇族
竹田宮

参考文献

竹田恒泰『語られなかった皇族たちの真実』

外部リンク

『親王・諸王略傳』恒［恆治］ - ウェイバックマシン

もう一度検索