竹田智史

竹田智史 - 元プロバスケットボール選手

竹田智史（たけだ さとし、1980年5月21日生まれ）は、高知県南国市に生まれた元プロバスケットボール選手で、ポジションはシューティングガードとして知られています。身長185cm、体重72kgの彼は、バスケットボールへの情熱を持って12歳の時に競技を始めました。

来歴

竹田は地元の南国市立鳶ヶ池中学校からスタートし、その後高知工業高校に進学します。高校時代には高校総体やウインターカップなどの全国大会に出場し、早くからその才能を開花させました。1999年に高校を卒業後、まずは高知県内の一般クラブチームで経験を積んだ後、大阪ディノニクスに加入し、正式にプロバスケットボール選手としてのキャリアをスタートさせます。

2005-06シーズンにはbjリーグが発足し、その中で大阪エヴェッサに在籍。このチームでの活躍が評価され、優勝にも貢献しました。その翌年、2006-07シーズンから新たにbjリーグに参入した高松ファイブアローズに移籍、同シーズンは準優勝を果たしました。2008-09シーズンにはキャプテンとしてチームを牽引し、プレイオフ進出にも成功します。

2009-10シーズンには、新たなポジションであるポイントガードにも挑戦し、自己最高の平均得点10.9を記録するなど、選手としての幅を広げました。2010-11シーズンには、bjリーグオールスターゲームに初めて出場し、その存在感を全国に知らしめました。

その後、2011年7月にはFA権を行使し再度大阪エヴェッサに復帰。2シーズンを経た後、2013年にNBLの新しいチーム、つくばロボッツに移籍しますが、2014年11月にそのチームを退団しました。2015年には和歌山トライアンズに加入するも、同年9月26日に自身のFacebookで引退を表明し、選手としてのキャリアに幕を下ろしました。

エピソード

竹田のプレースタイルは非常にアグレッシブであり、特に体を張ったプレーが特徴的です。高松ファイブアローズに在籍していた2010-11シーズン以前までに、公式戦でダンクを14本も成功させ、その数字は bjリーグの日本人選手の中でもトップクラスです。また、シーズンの最高記録は2007-08シーズンの6本で、オールスターゲームのダンクコンテストにも出場した経験があります。

2010-11シーズンのオールスターゲームでも見事にダンクを成功させ、観客を沸かせました。観客席に飛び込んでいく姿は、彼のスタイルの象徴とも言えます。

プライベートでは、好きな食べ物に麺類や肉、豆腐を挙げており、嫌いな食べ物はナスです。またお酒はビールが好きで、特にアサヒスーパードライを好んでいます。

成績

竹田智史はそのキャリアを通じて、個人としてだけでなく、チームプレーヤーとしても高い成績を残しました。彼のプレーは多くのファンに支持され、その記録は後輩たちにとっても刺激になっています。

関連項目

日本のバスケットボール選手一覧
大阪エヴェッサの選手一覧
香川ファイブアローズの選手一覧
高知県出身の人物一覧

竹田智史はバスケットボール選手としてのキャリアを通じて、多くの人々に感動を与え、その足跡は今でも多くの人に語り継がれています。

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