笑顔がごちそう ウチゴハン

『笑顔がごちそう ウチゴハン』の概要

『笑顔がごちそう ウチゴハン』は、2007年4月8日から2013年3月24日まで放送された料理バラエティ番組です。番組は、テレビ朝日系列で毎週日曜日の18:00から18:30に放送され、味の素が単独スポンサーとして提供していました。番組は『料理バンザイ!』から続く料理番組の一部であり、事実上の後継となりました。

番組の特徴とコーナー

この番組は、毎回異なるゲストを招き、旬の食材やそのゲストが持参した食材を使用して、料理を作るスタイルが特徴です。司会を務めたのは、山口智充（パパ）と江角マキコ（ママ）で、ゲストとともに楽しいトークを繰り広げました。また、「思い出のウチゴハン」というコーナーでは、ゲストが心に残っている料理を語り合い、山口がその食材に関するクイズを出題するなどのインタラクションもありました。

2008年からは、料理人がゲストとして参加するようになり、2010年からは「主婦のお悩み解決シリーズ」を設けて、定番メニューに関する悩みを専門の料理人が解決するコーナーも設けられました。これにより、視聴者が実際の家庭料理に役立つ知識を得られる内容となりました。

放送の歴史と重要な出来事

2009年4月には放送回数が100回を迎え、特別な再現ドラマを放送。山口智充が化学者の池田菊苗を演じるなど、記念すべき回となりました。さらに、江角マキコが妊娠し、2009年12月から産休に入りましたが、その後2010年2月に復帰。復帰当初は家族の事情として、番組内での設定が変更されるなど、柔軟な対応がなされました。

料理スタイルの変化

2010年4月からは番組がリニューアルされ、山口と子供たちが全国各地に出向き、新鮮な食材を探し出すスタイルに変更されました。この新スタイルでは、スタジオでその食材を使って料理を作り、江角が料理のポイントを随所で解説するようになりました。

放送休止の事例

東日本大震災などの影響で、いくつかの放送休止がありました。特に、2011年の震災直後には、報道特番により、予定されていた放送が中止されました。また、その後の周年のタイミングでも特別番組が組まれる影響で休止することがありました。

出演者とスタッフ

番組には山口智充や江角マキコをはじめ、子役たちも参加し、家庭の設定に合わせた内容で進行しました。スタッフには、ナレーションに近石真介や松島みのりを起用し、さまざまな制作側のメンバーが番組を支えました。

終了とその後

2013年3月24日の放送をもって、『笑顔がごちそう ウチゴハン』は終了しました。その後、スポンサーであった味の素は新たな料理番組の提供を開始し、料理番組の新しいスタイルへと移行しました。

この番組は視聴者に親しまれ、家族向けのレシピを学べる貴重な情報源となりました。彩り豊かな料理の数々と、ゲストとの楽しい会話が画面を通じて多くの家庭に笑顔を届けました。

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