第11後方支援隊

第11後方支援について



第11後方支援は、陸上自衛隊の第11旅団に属する後方支援で、北海道札幌市南区にある真駒内駐屯地を拠点としています。この部は、補給や整備、回収、輸送など多岐にわたる後方支援業務を担っており、さらに衛生支援や災害派遣、民生協力活動、国際貢献にも積極的に関与しています。

概要と沿革



第11後方支援は、1989年3月に設立された第11後方支援を起源としています。このは、2008年陸上自衛隊の改編に伴い、予備部の規模を縮小し、第11後方支援から後方支援へと変遷しました。この改革により、部の編成がコンパクトになり、より迅速な支援が可能とされました。

主な沿革には、2008年3月26日に第11師団の旅団化があり、これにより後方支援が縮小されました。さらに、2014年には第11戦車大の支援を目的とする部北恵庭駐屯地に移駐しました。また、2019年にはいくつかの支援小が統合され、新たな即応機動直接支援中滝川駐屯地に編成されました。

編成



第11後方支援は、多様な業務群を持つ複数の中で構成されています。真駒内駐屯地を中心に、以下のような部があります:
- 本部付「11後支-本」
  • - 第1整備中「11後支-1整」
- 車両整備工作回収小
- 施設整備小
- 通信電子整備小
- 火器整備班
- 化学整備班
- 需品整備班
  • - 第2整備中「11後支-2整」
- 第2普通科直接支援小
- 第3普通科直接支援小函館駐屯地
- 特科直接支援小
- 高射直接支援
- 戦車直接支援小北恵庭駐屯地
- 偵察直接支援小
  • - 即応機動直接支援中「11後支-即機」滝川駐屯地
  • - 補給中「11後支-補」
- 補給小
- 業務小
  • - 輸送「11後支-輸」
- 第1・第2輸送小
  • - 衛生「11後支-衛」
- 治療小
- 救急車小

これらの部が協力し合い、陸上自衛隊内の様々な任務を遂行しています。

主要装備



が使用する主要な装備には、陸上自衛隊が配備する各種車両や器材が含まれています。これらの装備は、特に整備や輸送、補給の効率を最大化することを目的とされています。

関連項目



第11後方支援は、他の後方支援や、陸上自衛隊に関連する各学校(武器学校、需品学校、輸送学校、衛生学校など)と緊密に連携し、効果的な支援活動を展開しています。北海道の防衛力を支える重要な役割を担うこの部は、今後も地域や国際社会に貢献していくことを目指しています。

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