第16回全国大学サッカー選手権大会

第16回全国大学サッカー選手権大会

1967年12月22日から26日にかけて、日本の大学リーグを代表するサッカー大会、第16回全国大学サッカー選手権大会が開催されました。この大会は全日本の大学から選ばれた9地域の代表校16チームが出場し、関西大学が見事に初優勝を果たしました。この勝利により、関西大学はその実力を証明しました。

大会の概要

大会には、北海道教育大学をはじめ、全国各地の大学が参加しました。参加チームは、各地域の代表校で構成されており、戦い抜いた上位4チームには、第47回天皇杯全日本サッカー選手権大会への出場権が与えられました。これにより、選手たちは大会を通じてより高い目標へと挑むことができる環境が整いました。

大会日程

大会は以下の日程で行われました。

• - 1回戦: 1967年12月22日
• - 準々決勝: 1967年12月23日
• - 準決勝: 1967年12月25日
• - 決勝、三位決定戦: 1967年12月26日

全試合は駒沢競技場で行われ、観客も多く集まりました。特に、決勝戦は多くのサッカーファンにとって忘れられない激闘となったことでしょう。

参加大学

出場した大学は次の通りです。

• - 北海道教育大学（北海道代表・初出場）
• - 東北学院大学（東北代表・2年連続2回目）
• - 早稲田大学（関東第1代表・2年連続2回目）
• - 中央大学（関東第2代表・2年連続2回目）
• - 立教大学（関東第3代表・初出場）
• - 東京教育大学（関東第4代表・2年連続2回目）
• - 明治大学（関東第5代表・2年連続2回目）
• - 信州大学（北陸代表・2年連続2回目）
• - 中京大学（東海第1代表・2年連続2回目）
• - 名古屋商科大学（東海第2代表・初出場）
• - 関西学院大学（関西第1代表・2年連続2回目）
• - 関西大学（関西第2代表・2年連続2回目）
• - 大阪経済大学（関西第3代表・初出場）
• - 広島商科大学（中国代表・2年連続2回目）
• - 愛媛大学（四国代表・初出場）
• - 九州産業大学（九州代表・2年連続2回目）

試合結果

各試合の詳細な結果については、個別に確認することができますが、特に準決勝や決勝に進出したチームは、非常に激しい戦いを繰り広げました。たとえば、準決勝での対戦は観客を熱くさせるものであり、激戦の末にチャンピオンが決まる瞬間は、ファンにとって特別なものとなりました。

主な選手

この大会では多くの有望な選手が出場しました。特に目を引いた選手は、関西大学の湯口栄蔵選手や、明治大学の菊川凱夫、小畑穣選手、早稲田大学の細谷一郎選手です。彼らのプレイは大会を盛り上げる要素となり、観衆を魅了しました。

おわりに

第16回全国大学サッカー選手権大会は、大学サッカー界の新たなスタートを示す舞台となり、関西大学がその象徴として初優勝を飾りました。この大会の経験は参加選手たちにとって貴重なものとなり、今後のサッカー人生に活かされることでしょう。

もう一度検索