第26回全国中等学校ラグビーフットボール大会

第26回全国中等学校ラグビーフットボール大会

1947年1月、戦後初となる全国中等学校ラグビーフットボール大会が西宮球技場にて開催されました。この大会は参加校数が8校に増え、ルールの一部が変更されたことが特徴です。特に注目すべきは、試合において同点の場合、従来の抽選に代わって反則数の少ないチームが勝者とされるルールが導入された点です。

出場校一覧

大会には以下の8校が出場しました。

• - 函館市立中学校（北海道、初出場）
• - 秋田県立秋田工業学校（秋田県、実業学校、6年ぶり13回目）
• - 旧制成城高等学校（東京都、尋常科、11年ぶり2回目）
• - 同志社中学校（京都府、2大会連続19回目）
• - 大阪府立天王寺中学校（大阪府、3大会連続9回目）
• - 兵庫県立第二神戸中学校（兵庫県、3大会連続8回目）
• - 愛媛県立松山中学校（愛媛県、7年ぶり3回目）
• - 福岡県立福岡中学校（福岡県、4大会連続15回目）

試合結果

1回戦

1回戦では以下の試合が行われました：

• - 秋田工 0-6 函館市中
• - 松山中 3-14 神戸二中
• - 成城尋 0-33 天王寺中
• - 同志社中 3-36 福岡中

準決勝

準決勝では、以下の試合が行われました：

• - 函館市中 0-0 神戸二中（反則数で神戸二中が勝ち抜け）
• - 天王寺中 0-3 福岡中

決勝

決勝の試合では、福岡中と神戸二中が対戦しました。福岡中が6-0で勝利し、2大会ぶりとなる2回目の優勝を達成しました。

結果まとめ

福岡中はこの大会で強豪を相手に素晴らしい成果を上げ、チームの結束力や戦術が光る結果となりました。大会の成功は、ラグビー界の活性化にも貢献し、次回の大会への期待が高まります。

参考文献

日本ラグビー2005平成16年～平成17年公式戦主要記録 ISBN 4-583-03863-1

外部リンク

• - 大会公式サイト（毎日放送） - 過去の優勝校を確認できます。

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