第26回全日本大学サッカー選手権大会

第26回全日本大学サッカー選手権大会

1978年1月4日から1月7日までの間に開催された第26回全日本大学サッカー選手権大会は、多くの大学サッカーファンにとって記念すべき大会となりました。この大会では、大阪商業大学が初めての優勝を果たし、歴史に名を刻むこととなりました。

大会の参加校と概要

大会には、全国9つの地域から選出された代表校11校と、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの優勝校が参加しました。これにより、参加チームは合計12校となり、熾烈な戦いが繰り広げられました。

出場大学

以下の大学が大会に出場しました：

• - 法政大学（総理大臣杯優勝・6年連続9回目）
• - 札幌大学（北海道代表・10年連続10回目）
• - 福島大学（東北代表・7年ぶり2回目）
• - 筑波大学（関東第2代表・2年連続9回目）
• - 東京農業大学（関東第3代表・3年ぶり2回目）
• - 金沢大学（北信越代表・6年連続7回目）
• - 中京大学（東海代表・6年連続11回目）
• - 大阪商業大学（関西代表・6年連続10回目）
• - 広島修道大学（中国代表・2年連続4回目）
• - 愛媛大学（四国代表・2年ぶり7回目）
• - 福岡大学（九州代表・9年連続9回目）
• - 大阪体育大学（開催地代表・3年連続3回目）

大会日程

• - 1回戦: 1978年1月4日
• - 準々決勝: 1978年1月5日
• - 準決勝: 1978年1月6日
• - 決勝、三位決定戦: 1978年1月7日

開催競技場

本大会は、以下の競技場で開催されました：

• - 長居競技場（準決勝・決勝）
• - 万博記念競技場（1回戦・準々決勝）
• - 神戸中央球技場（1回戦・準々決勝）

試合の結果

大会各ラウンドでの結果を以下に示します：

• - 1回戦 では多くの接戦が繰り広げられ、熱い戦いの幕が開かれました。特に東京農業大学が札幌大学に快勝し、注目を集めました。
• - 準々決勝では、さらに激しい試合が続き、強豪校が次々と勝ち進んでいきました。
• - 準決勝では、法政大学と東京農業大学が対戦し、法政大学が勝利。決勝への切符を手にしました。
• - 決勝戦では、大阪商業大学が法政大学との接戦を制し、悲願の初優勝を飾りました。

主な選手

大会を盛り上げた主な選手には、以下の選手がいます：

• - 山野孝義（大阪商業大学）
• - 田嶋幸三（筑波大学）
• - 坪田和美（法政大学）
• - 楚輪博（法政大学）
• - 川勝良一（法政大学）
• - 菅又哲男（法政大学）
• - 杉山誠（東京農業大学）
• - 長澤和明（東京農業大学）
• - 木村武夫（東京農業大学）

この大会は、大学サッカーの長い歴史の中においても特に重要な位置を占めており、未来のサッカー選手たちにとっての道しるべとなっています。大阪商業大学の初優勝は、その後の大学サッカー界においても語り継がれることとなるでしょう。

もう一度検索