第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ

『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』は、バンプレストが手掛けたシミュレーションRPGで、スーパーロボット大戦シリーズの一部です。2005年にPlayStation 2向けにリリースされ、シリーズの「αシリーズ」の最終作として位置づけられています。この作品は、さまざまなロボットキャラクターが一堂に会し、壮大な銀河規模の戦闘が展開される内容が特徴です。

概要

本作は、過去の『スーパーロボット大戦α』や続編を踏まえた物語であり、完結編として「終焉の銀河へ」と名付けられています。全60話にわたるストーリーは、外宇宙からの脅威に立ち向かう戦艦やロボットたちの勇姿を描くものです。

発売日は当初2005年7月14日予定でしたが、さらなるクオリティ向上を目指して延期され、7月28日に実際に発売されました。また、同日に『スーパーロボット大戦α PREMIUM EDITION』もリリースされ、過去の3作品が同梱されました。さらに、2006年には廉価版の『PlayStation 2 the Best』が発売されています。

参戦作品と特徴

本作には、31作品が参加しており、特に4つの作品はシリーズ初参戦となります。特に注目すべきは、『勇者王ガオガイガーFINAL』や『機動戦士ガンダムSEED』などで、ファン待望のキャラクターたちが参戦しました。『マクロス7』は据え置き機への初登場となります。

また、本作には著名なイラストレーターやアニメーターも関与しており、金子一馬がデザインした機体や大張正己が手掛けたカットインが存在します。これにより、ゲームのビジュアルやアクションが大幅に強化されています。

システムと新機能

ゲームのシステムは、前作を基本にしつつ新たな機能が追加されました。「シナリオチャート」や、会話の再プレイ、戦闘デモの早送りなど、ユーザーの利便性を考慮した機能も搭載されています。

また、BGM選択機能もあり、プレイヤーは自由に音楽を選択し楽しむことが可能です。この機能は以降のシリーズ作品にも引き継がれる重要なポイントです。

プロモーションと受賞歴

『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』は、「PlayStation Awards 2006」でゴールドプライズを受賞しています。これは、出荷本数が50万本以上100万本未満のタイトルに贈られる賞で、本作の人気を裏付けるものです。

また、発売前には様々なイベントが開催され、ファンとの交流が図られ、多くの期待が寄せられていました。特に『スパロボ感謝祭』などのイベントでは、関連するアーティストや声優陣が登場し、一緒に盛り上がった瞬間が多くのファンの心に残ることでしょう。

まとめ

『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』は、単なるゲームとしてだけではなく、ロボットアニメファンにとっての夢の共演を実現した作品です。多様なキャラクター同士の戦闘やストーリー展開は、シリーズの集大成にふさわしい内容となっており、プレイヤーを魅了し続けています。

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