第39回全日本大学サッカー選手権大会

第39回全日本大学サッカー選手権大会 概要

1990年11月20日から11月25日にかけて開催された第39回全日本大学サッカー選手権大会は、大学サッカーの熱い戦いの舞台となりました。大会には、全国9つの地域から選出された15校と、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの優勝校が参加し、大学サッカーの頂点を目指して競い合いました。最終的に優勝を果たしたのは、東海大学であり、彼らはこれで大会で2度目の栄冠を手にしました。前回の優勝から2年を経てのタイトル返り咲きでした。

大会の開催日程

大会は以下の日程で進行しました。

• - 1回戦: 1990年11月20日
• - 準々決勝: 1990年11月21日
• - 準決勝: 1990年11月23日
• - 決勝: 1990年11月25日

決勝は国立競技場で行われ、そのほかの試合は西が丘サッカー場、駒沢競技場、平塚競技場、等々力陸上競技場などで実施されました。

出場大学

大会には以下の学校が参加しました。

• - 順天堂大学: 総理大臣杯優勝（5年連続7回目）
• - 札幌大学: 北海道代表（3年連続21回目）
• - 東北学院大学: 東北代表（7年ぶり8回目）
• - 国士舘大学: 関東第2代表（3年連続8回目）
• - 東海大学: 関東第3代表（5年連続5回目）
• - 早稲田大学: 関東第4代表（2年ぶり19回目）
• - 青山学院大学: 関東第5代表（初出場）
• - 金沢大学: 北信越代表（5年連続16回目）
• - 愛知学院大学: 東海代表（2年連続10回目）
• - 大阪商業大学: 関西第1代表（11年連続22回目）
• - 京都産業大学: 関西第2代表（2年ぶり6回目）
• - 大阪経済大学: 関西第3代表（11年ぶり7回目）
• - 広島大学: 中国代表（5年ぶり7回目）
• - 高知大学: 四国代表（3年連続7回目）
• - 福岡大学: 九州第1代表（6年連続18回目）
• - 鹿屋体育大学: 九州第2代表（2年ぶり2回目）

試合結果

各ラウンドの詳細な試合結果は次の通りです。1回戦や準々決勝では数々のドラマが展開され、特に準決勝では強豪校同士の激しい戦いが見どころでした。

最終的には、東海大学が見事に優勝を果たし、これにより彼らは大学サッカー界における地位を確立しました。

表彰

大会の表彰式では、特に優秀な選手が選出されました。最優秀選手には東海大学の澤登正朗選手が選ばれ、各ポジションのベスト選手も発表されました。

• - 最優秀選手: 澤登正朗（東海大学）
• - ベストGK: 岡中勇人（東海大学）
• - ベストDF: 本街直樹（国士舘大学）
• - ベストMF: 野田知（国士舘大学）
• - ベストFW: 金相煥（東海大学）

主な出場選手

大会を通じて目立った選手としては、岡中勇人、山口素弘、澤登正朗、そして金相煥など、多くのスター選手が力を発揮しました。これらの選手は、特に東海大学の優勝に大きく貢献しました。彼らの活躍は、今後の大学サッカーに大きな影響を与えることでしょう。

今回の大会は、サッカーの魅力と学生たちの情熱を再確認させてくれる素晴らしいイベントとなりました。

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