第42回社会人野球日本選手権大会

第42回社会人野球日本選手権大会

第42回社会人野球日本選手権大会は、2016年10月29日から11月8日までの11日間、京セラドーム大阪で開催された社会人野球の日本一を決める大会です。

概要

今大会では、クラブ野球選手権を制したビッグ開発ベースボールクラブが初めて本戦に出場し、沖縄県のチームとして初めて最終予選を経由せずに本戦への出場を果たしました。また、日本新薬も対象大会からの初出場を決めました。前回大会優勝の日本生命は、最終予選を勝ち抜き33回目の出場となりました。

本戦では、近年の投高打低の傾向から完封試合が続出し、大会中盤には2日連続でノーヒットノーランが達成されるなど、投手陣の活躍が目立ちました。しかし、その中でも打力を誇るチームが上位に進出しました。1回戦から僅差のゲームを制した日本通運と、ビッグイニングで試合を決めてきたヤマハが決勝に進出。決勝戦では、エラーから3点を先制したヤマハがそのまま逃げ切り、3度目の決勝進出で悲願の初優勝を果たしました。

出場チーム

都市対抗野球と岡山大会でトヨタ自動車が優勝したため、所属する東海地区の最終予選枠が1枠増加しました。また、ベーブルース杯で中日ドラゴンズのファームが優勝したため、準優勝のNTT東日本が所属する関東地区の最終予選枠が1枠増加しました。

大会結果

トーナメント

(トーナメント表は省略)

決勝

11月8日に行われた決勝戦では、ヤマハが日本通運を破り、初優勝を飾りました。

勝: 池田駿
敗: 高山

(ヤマハは初優勝)

大会記録

今大会では、以下のノーヒットノーランが達成されました。

JR西日本・加賀美希昇：2回戦・対JR東日本東北戦で達成（史上2人目）
大阪ガス・猿渡眞之：準々決勝・対鷺宮製作所戦で達成（史上3人目）

参考情報

日本野球連盟HP
第87回都市対抗野球大会 - 同年7月15日から7月26日にかけて開催された都市対抗野球大会。

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