第53回全日本大学サッカー選手権大会

第53回全日本大学サッカー選手権大会

2004年12月1日から2005年1月16日まで開催された第53回全日本大学サッカー選手権大会は、全日本大学サッカーの頂点を決める重要な大会です。今大会では、駒澤大学が3年ぶりに優勝を果たし、通算4回目の栄冠を手にしました。

大会の概要

今大会には、日本全国から27校の代表チームが参加しました。これには地域大会の優勝校に加え、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの優勝校も含まれています。また、今回から新たにグループリーグ制が導入されました。4チームによる7つのブロックが構成され、各ブロックの上位2チーム、さらに各ブロックの3位チームの中から選ばれた上位2チームの計16チームが決勝トーナメントに進出します。

しかし、残念なことに大会の途中で国士舘大学が部員の不祥事を受けて大会を棄権しました。このため、既に行われた福井工業大学戦の結果は取り消され、そのブロックは残った3チームで競い合いました。

大会の日程

大会は以下の日程で行われました：

• - グループリーグ：2004年12月1日、12月3日、12月5日
• - 決勝トーナメント 1回戦：2004年12月21日
• - 準々決勝：2004年12月23日
• - 準決勝：2004年12月26日
• - 決勝：2005年1月16日

開催競技場

決勝は国立競技場で行われ、グループリーグ、準々決勝、準決勝は以下の競技場で開催されました：

• - 西が丘サッカー場
• - 埼玉スタジアム第2グラウンド
• - 埼玉スタジアム第3グラウンド
• - 江戸川区陸上競技場
• - 味の素スタジアム
• - 多摩市立陸上競技場
• - 瑞穂陸上競技場
• - 長居第2陸上競技場
• - 駒沢競技場
• - 磐田スタジアム
• - 博多の森球技場
• - 高槻市総合運動公園

出場校

出場チームとしては、駒澤大学が総理大臣杯の優勝校として4年連続9回目の出場を果たしました。また、他の代表校も地域毎に出場しており、例えば、北海道からは札幌大学と北海道教育大学函館校、東北からは仙台大学と東北学院大学などが名を連ねました。関東勢では筑波大学、流通経済大学、中央大学などが参加し、全国各地から多彩な顔ぶれが集まりました。

試合結果

各ブロックに分かれた予選から始まり、決勝トーナメントを経て、駒澤大学が見事に決勝戦を制しました。優勝に貢献した中後雅喜選手は最優秀選手に選ばれ、他にも平山相太選手（筑波大学）、兵働昭弘選手（筑波大学）などが優秀選手として表彰されました。

まとめ

全体を通じて、激しい戦いが繰り広げられ、学生たちの情熱あふれるサッカーが見られました。駒澤大学の優勝は、これまでの努力とチームワークの結晶であり、今後の日本における大学サッカー界の発展に繋がることでしょう。

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