第57回全国社会人サッカー選手権大会

第57回全国社会人サッカー選手権大会の概要

第57回全国社会人サッカー選手権大会は、2021年10月8日から10月13日にかけて栃木県での開催が計画されていました。この大会は、2022年に行われる第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」のリハーサル大会として位置付けられており、出場チームと組み合わせについての抽選も終わっていたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、日本サッカー協会と真岡市をはじめとした関連団体との協議の結果、2021年9月11日に大会が中止される決定が下されました。

主催・主管

この大会は主催団体として、公益財団法人日本サッカー協会や一般財団法人全国社会人サッカー連盟、さらには栃木県内の複数の市や町の教育委員会も名を連ねていました。主管団体としては、一般社団法人栃木県サッカー協会や栃木県社会人サッカー連盟が中心的な役割を果たしていました。また、栃木県や栃木県教育委員会、各市のスポーツ協会も後援していました。

大会要項

大会は、32チームが参加するノックアウトトーナメント方式で進められる予定でした。参加チームの選出方法は、以下の通りです：

• - 全国の9地域からそれぞれ1チームずつ出場枠が割り当てられ、合計9チームが参加予定。
• - 前年度の登録状況に基づいて、地域ごとに22チーム分の出場枠が比例配分される計画。
• - 開催県のサッカー協会にも1チームの出場枠が与えられます。

試合は40分ハーフで、引き分けの場合はすぐにPK戦が行われる取り決めでした。また、選手交代は5人まで許可されていました。さらに、地域リーグで4位以内のチームには、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021への出場権が付与されることになっていました。ただし、大会の中止により、予定されていた出場枠は無効となりました。

会場

試合は、以下の会場で行われる予定でした:

• - 栃木県グリーンスタジアム（宇都宮市）
• - 宇都宮市河内総合運動公園陸上競技場（宇都宮市）
• - 真岡市総合運動公園運動広場（真岡市）
• - 緑新スタジアムYAITA（矢板市）
• - キョクトウ青木フィールド（那須塩原市）
• - さくら市総合公園さくらスタジアム（さくら市）
• - 下野市大松山運動公園陸上競技場（下野市）
• - 益子町南運動公園陸上競技場（益子町）

出場チーム

大会には32チームが出場する予定でしたが、関東地域の出場枠が6から7に増加し、北海道地域は3から2に減少することが決まっていました。出場チームの詳細は日本サッカー協会によって2021年8月30日に発表される予定でした。

組み合わせと試合日程

組み合わせが発表された後、試合は次のような形式で行われる計画でした：

• - 1回戦
• - 2回戦
• - 準々決勝
• - 準決勝
• - 3位決定戦
• - 決勝

しかし、大会は中止となったため、このような日程は実現しませんでした。開催が楽しみにされていたファンにとって、残念な結果となりました。今後の大会の再開に期待が寄せられています。

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