第66回日本選手権競輪

第66回日本選手権競輪：立川の激闘

2013年3月19日から24日の6日間にわたり、立川競輪場を舞台に第66回日本選手権競輪（GI）が開催されました。この大会は、競輪界最高峰のレースの一つであり、優勝賞金6000万円をかけてトップレーサーたちが激戦を繰り広げました。

決勝戦の模様

最終日、3月24日に行われた決勝戦は、白熱した展開となりました。誘導員を務めたのは佐久間仙行（東京）選手。レースは、佐藤友選手が先行し、その番手を菊地選手が追走。最終2コーナーで菊地選手が捲りを仕掛けます。しかし、3番手に位置していた武田選手が、更にその上を捲り返すという目まぐるしい展開となりました。

この混戦の中、武田選手の後ろにつけていた村上選手が、最終直線で鋭く抜け出し、見事2年ぶり2度目のダービー制覇を成し遂げました。後方から追い込んできた深谷選手は2着に終わり、完全優勝はなりませんでした。また、山崎選手は3着となり、グランドスラム達成は次年度へ持ち越しとなりました。

村上選手は、前年のグランプリ制覇に続き、このダービー制覇を達成。これは有坂直樹選手以来の快挙です。

大会のトピックス

立川競輪場での日本選手権競輪開催は、2006年に吉岡稔真選手が優勝して以来、7年ぶり7回目の開催となりました。

決勝戦の模様は、テレビ東京系列（TXN系列・RNB・NIB・RKK 全9局ネット）で「第66回日本選手権競輪（GI）～決勝戦～」として地上波中継されました。また、テレ玉が初日から最終レースのみCS放送の同時ネットを行いました。

大会期間中の総売上は144億7147万9200円となり、目標としていた160億円を大きく下回る結果となりました。

参照情報

* テレビ・ラジオ放送予定

この大会は、多くの競輪ファンにとって記憶に残るレースとなったことでしょう。

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