第72回日本選手権競輪

第72回日本選手権競輪

2018年5月1日から6日まで、平塚競輪場で開催された第72回日本選手権競輪（GI）。優勝賞金は6,500万円（副賞込み）。

決勝戦

5月6日に行われた決勝戦では、脇本雄太選手が先行し、近畿勢4車が優位な展開でレースが進みました。最終直線で番手にいた三谷竜生選手が鮮やかに差し切り、2013年、2014年の村上義弘選手以来となる、史上7人目のダービー連覇を達成しました。直線で外から追い込んだ村上義弘選手が2着、脇本選手がタイヤ差で3着に入りました。

レース概要

脇本選手の先行でレースがスタート。近畿勢がセーフティーリードを保ちながら最終直線へ。絶好の番手となった三谷選手が、ゴール前で力強く差し切って優勝。村上義弘選手が2着、脇本選手が3着という結果になりました。

特記事項

平塚競輪場での四日制以上のGI開催は、2007年の第60回日本選手権競輪以来、11年ぶりとなりました。
平成30年度特別競輪統一サイト「キン肉マン 超人ケイリン編」では、ロビンマスクが今大会を担当しました。
決勝戦の地上波中継は、テレビ東京系列6局ネットで放送されました。
総売上は目標の155億円には届かず、135億9085万7100円となりました。
齋藤登志信選手が、日本選手権競輪連続20回出場を達成し、表彰されました。
前回大会で連続26回出場を達成した西川親幸選手は、今回は選出されず、記録が途絶えました。
開催初日、荒井崇博選手が平塚競輪場のバンクレコードを24年ぶりに更新しました（10秒4）。
決勝メンバー中、今回がGI初優出の選手はいませんでした。香川雄介選手は2008年1月の競輪祭以来、10年ぶりの決勝進出。新田祐大選手、村上博幸選手、村上義弘選手、三谷竜生選手は過去に日本選手権の優勝経験があります。
兄弟（村上義弘、村上博幸）による決勝進出は、史上17例目、日本選手権では4例目となりました。
グランドスラムに王手をかけていた山崎芳仁選手は、準決勝で敗退しました。

競走データ

脚注・参考文献

平塚競輪 特設サイト
イー新聞競輪
* エンジョイ 日刊プロスポーツ新聞社

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