第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会

第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会

概要

第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会、通称「春高バレー」は、2024年1月4日から1月8日にかけて東京体育館で開催されました。この大会は、高校バレーボールの日本一を決定する伝統ある大会であり、今大会は76回目の開催となります。全日本バレーボール高等学校選手権大会としては、2011年の第63回大会から数えて14回目の開催です。

今大会では、2020年以降続いていた新型コロナウイルス感染症の影響が緩和され、全試合が有観客で開催されました。前回大会では、感染症対策として1回戦から準々決勝までが無観客試合で行われたため、今回は久々の有観客開催となりました。また、決勝戦女子の部には承子女王が皇族として初めて観戦に訪れ、注目を集めました。

開催要項

日程

大会は以下の日程で実施されました。

2023年12月3日 - 組み合わせ抽選会
2024年1月4日 - 開会式・男女1回戦
2024年1月5日 - 男女2回戦
2024年1月6日 - 男女3回戦・準々決勝
2024年1月7日 - 準決勝
2024年1月8日 - 決勝・閉会式

組み合わせ抽選会は、全国高等学校体育連盟9ブロック長による責任抽選方式で、2023年12月3日に実施されました。試合会場は、1回戦および2回戦では5つのコート、3回戦と準々決勝では4コートが使用されました。準決勝以降は、メインアリーナ中央に特設コートが設けられました。

競技規則

競技は、2023年度公益財団法人日本バレーボール協会の6人制競技規則に則って行われました。試合形式はトーナメント方式で、1回戦から準々決勝までは3セットマッチ、準決勝と決勝は5セットマッチで行われました。大会では、男子はモルテンのV5M5000、女子はミカサのV300Wが使用されました。男女合わせて102試合が実施されました。

大会には、日本バレーボール協会に登録された高校のチームが出場し、各都道府県代表の男女各1チームが参加しました。ただし、北海道、東京、神奈川、大阪は男女各2チーム、開催地である東京はさらに1チームが追加で出場しました。

運営

今大会は、ジャパネットホールディングスが特別協賛を務め、「ジャパネット杯春の高校バレー 第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会」として開催されました。優勝校にはジャパネット杯が授与されました。また、au（KDDI）と協業しているスポーツブルが、バーチャル春高バレーとして大会や都道府県代表決定戦を配信しました。

その他、主催は日本バレーボール協会、フジテレビジョン、産経新聞、サンケイスポーツ、FNS28社、共催は全国高等学校体育連盟、後援はスポーツ庁、文化放送、ニッポン放送、主管は全国高等学校体育連盟バレーボール専門部、東京都バレーボール協会、オフィシャル飲料協賛はポカリスエット（大塚製薬）が務めました。

出場校

各都道府県予選を勝ち抜いた男女各52チームが出場しました。シード校については、別途リストが提供されています。

組み合わせ

大会の組み合わせは、組み合わせ抽選会によって決定されました。

結果

男子

男子は、駿台学園が優勝しました。詳細な試合結果は以下の通りです。

(省略)

女子

女子は、就実が優勝しました。詳細な試合結果は以下の通りです。

(省略)

記録

大会の順位や個人賞、その他賞については、詳細な記録が残されています。

放送

地上波では、フジテレビが開幕2日前から5回、カウントダウン番組、1回戦から準々決勝までのダイジェストを深夜に関東ローカルで放送しました。また、男女準決勝・決勝は全国ネットで放送されました。インターネットでは、スポーツブルが「バーチャル春高バレー」として、都道府県代表決定戦と大会本戦全304試合をライブ配信しました。

関連情報

脚注

(省略)

関連項目

2024年のバレーボール
2023年のバレーボール

外部リンク

* 第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会 - 日本バレーボール協会

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