第8回全日本中学校陸上競技選手権大会

第8回全日本中学校陸上競技選手権大会

1981年8月27日から8月28日まで、長居陸上競技場で開催された第8回全日本中学校陸上競技選手権大会は、多くの期待が寄せられたスポーツイベントでした。本大会では、選手たちが日々の練習の成果を発揮し、熱戦が繰り広げられました。

新しい競技種目の導入

男子競技では、特に注目されたのが1年生の100mと1500mでの競技種目の復活でした。この2つの種目は、過去の大会で一度姿を消していましたが、今年は晴れて復活を遂げ、多くの選手が挑戦しました。また、男子の200mが新たに追加され、選手たちにとって新しい競技の場となりました。

男子競技種目一覧

大会では、男子競技は全16種目が設定されました。具体的には以下のような種目がありました：

• - 1年100m (再導入)
• - 1年1500m (再導入)
• - 2年100m
• - 2年1500m
• - 3年100m
• - 200m (新導入)
• - 400m
• - 800m
• - 3000m
• - 110mハードル
• - 走高跳
• - 棒高跳
• - 走幅跳
• - 砲丸投
• - 三種競技A（100m、砲丸投、走高跳）
• - 三種競技B（砲丸投、走幅跳、400m）

女子競技種目一覧

一方で女子競技は、全11種目が設定され、若い才能が集まりました。以下が女子競技の種目です：

• - 1年100m
• - 2年100m
• - 3年100m
• - 200m
• - 800m
• - 100mハードル
• - 走高跳
• - 走幅跳
• - 砲丸投
• - 三種競技A（走高跳、100m、砲丸投）
• - 三種競技B（走幅跳、砲丸投、100mハードル）

達成された記録

本大会では、選手たちの中から素晴らしい成績を収めた選手が多数いました。特に注目を集めたのは、不破弘樹選手で、彼は男子の2年100mで連覇を達成し、さらに200mにも出場しました。結果は22秒42で2位となり、彼はこの大会を通じて自身の成長を証明しました。

女子競技でも、佐藤恵選手が前年に引き続いての2冠を達成し、日本を代表するハイジャンパーとしてその名を轟かせました。彼女の躍動する姿は、観客の心に深く刻まれたことでしょう。

まとめ

第8回全日本中学校陸上競技選手権大会は、新たな競技種目を導入し、若きアスリートたちが自己の限界に挑戦した貴重なイベントでした。選手たちが見せた精一杯の運動は、将来の日本陸上界の発展を予感させるものでした。今後も彼らの成長と活躍に期待が高まります。

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