第85回全国高等学校ラグビーフットボール大会

第85回全国高等学校ラグビーフットボール大会

この大会は、2005年12月27日から2006年1月7日まで、近鉄花園ラグビー場で開催されました。最終的に京都府の伏見工業高校が優勝し、これが彼らにとって4回目の栄冠となりました。

概要

この大会は記念すべき回数であり、回数の末尾に0または5がつく年のイベントとして特別な意味を持っています。しかし、第80回大会に続いて出場校の増枠はなく、参加校は従来のままとなりました。また、準決勝当日の地上波テレビ中継はなくなり、決勝戦のみが生放送されました。

特筆すべきは、大会キャラクターの起用です。今大会からは、ミスマガジンから中村優が選ばれ、彼女が大会の魅力を引き立てる役割を担いました。さらに、日本航空第二（現・日本航空石川）は直近の大会まで連続出場を続けています。

日程

大会の日程は以下のとおりです：

• - 12月2日：抽選会
• - 12月27-28日：1回戦
• - 12月30日：2回戦
• - 1月1日：3回戦
• - 1月3日：準々決勝
• - 1月5日：準決勝
• - 1月7日：決勝

全試合は30分ハーフで行われ、同点の場合はトライ数、ゴール数、抽選の順で次回出場校が決まるルールが適用されました。

試合結果

決勝

優勝校である伏見工業高校は、桐蔭学園に対し36-12で勝利を収めました。これにより、伏見工業高校は5年ぶりに優勝を果たしました。この勝利は、工業高校としての最後の優勝となっています（2021年現在）。

関連試合

この大会に関連した試合として、特に高校ラグビー版オールスターゲームとなる第29回高校東西対抗試合があります。この試合は選抜選手を東軍・西軍に分けて戦います。試合の結果は、西軍が24-10で東軍を下しました。監督は東軍が佐藤幹夫、西軍が石井保明が務めました。

主な出場選手

大会で活躍した選手たちが名を連ねています。例えば、安藤泰洋（秋田工）は日本代表として活躍し、清水建設ブルーシャークスに所属しています。また、川西智治（流経大柏）はトヨタ自動車ヴェルブリッツに所属し、大島佐利（國學院栃木）は7人制日本代表の選手としても知られています。

さらに、日和佐篤（報徳学園）や仲村慎祐（報徳学園）も日本代表としてプレーしており、豪華なラインアップが揃った試合となりました。

外部リンク

大会に関する詳細な情報は、大会公式サイトや全国高体連ラグビー専門部のページで確認することができます。これらのリソースでは歴代の優勝校なども掲載されており、過去の名勝負を振り返ることができます。

このように、第85回全国高等学校ラグビーフットボール大会は競技そのものの熱さと共に、多くの思い出を残した大会でした。

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