安藤泰洋

安藤泰洋（あんどう たいよう）は、1987年8月22日生まれのラグビー選手です。秋田県男鹿市出身で、現在はジャパンラグビーリーグワンの清水建設江東ブルーシャークスに所属し、チームの中心選手として活躍しています。ポジションはナンバーエイト（No.8）とフランカー（FL）を主に務め、身長181cm、体重96kgという恵まれた体格を生かしたプレーが持ち味です。日本代表としてのキャップも2つ獲得しており（2016年6月時点）、日本ラグビー界を代表する選手の一人です。

安藤選手は、小学校1年生の時からラグビーを始めました。その才能は早くから開花し、秋田工業高校時代には、第29回高校東西対抗試合に東軍のメンバーとして選出されています。2006年に秋田工業高校を卒業後、関東学院大学に進学し、ラグビー部に入部。2009年には同大学ラグビー部の主将を務め、チームを牽引しました。

2010年に大学を卒業後、トヨタ自動車ヴェルブリッツ（現・トヨタヴェルブリッツ）に加入し、プロのラグビー選手としてのキャリアをスタートさせます。同年10月16日にはトップリーグ第6節の福岡サニックスブルース戦で途中出場を果たし、公式戦デビューを飾りました。その後、着実に力をつけ、チームに欠かせない選手として成長を遂げます。

2016年には、スーパーラグビーの日本チームであるサンウルブズに追加招集され、国際舞台での活躍の機会を得ます。同年4月30日には、アジアラグビーチャンピオンシップの韓国戦に先発出場し、念願の日本代表初キャップを獲得しました。これは、安藤選手にとって大きなターニングポイントとなり、その後のキャリアに大きな影響を与えました。

2018年、安藤選手は清水建設ブルーシャークス（現・清水建設江東ブルーシャークス）に移籍。新天地でもその実力をいかんなく発揮し、チームの勝利に大きく貢献しています。

また、安藤選手は2015-16シーズンには最多トライゲッターを受賞するなど、アタッカーとしての能力も高く評価されています。その類まれなスピードとパワーを生かしたトライは、観客を魅了します。

安藤選手のこれまでのキャリアは、決して平坦な道ではありませんでした。しかし、常に向上心を持ち、努力を怠らなかったことが、今の成功につながっていると言えるでしょう。今後の活躍にも、大きな期待が寄せられています。

関連情報
秋田県出身の人物一覧
秋田県立秋田工業高等学校
関東学院大学ラグビー部
トヨタヴェルブリッツ
清水建設江東ブルーシャークス

外部リンク
清水建設江東ブルーシャークス メンバー紹介
安藤泰洋 (@TaiyoAndo0822) - X（旧Twitter）
安藤泰洋 (@taiyo0822) - Instagram
2013年度メンバー紹介 ～FL～
Taiyo Ando Rugby Union

安藤泰洋選手の今後のさらなる活躍に注目です。

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