筒井櫻子

筒井櫻子：多彩な経歴を持つフリーアナウンサー

筒井櫻子氏は、1960年4月10日生まれのフリーアナウンサーです。学習院大学経済学部経営学科卒業後、1983年にフジテレビに入社しました。同期には、牛尾奈緒美氏、牧原俊幸氏、松尾紀子氏らがいます。

フジテレビ在籍中は、『FNNモーニングコール』をはじめとする報道・情報番組でキャスターを務めました。関西テレビ制作の番組『シュートinサタデー』では総合司会、『土曜大好き!830』では初代アシスタントとして活躍するなど、幅広い番組に出演しました。

国際的な視点も持ち合わせており、1992年から1994年にかけてはパリ支局に駐在。その後、事業部勤務を経て、2001年にアナウンス室に復帰しました。2006年には編成制作局編成部字幕放送担当に異動し、多様な業務を経験しました。

後輩アナウンサーである吉崎典子氏と共に、1996年から2007年までフジテレビ主催の朗読舞台「ラヴシーン」のプロデュースにも携わっていました。長年に渡るアナウンサーとしての経験と高い企画力、そしてプロデューサーとしての才能が融合したこの舞台は、多くの観客を魅了しました。

2012年7月にフジテレビを退社。その後、共同テレビジョンとマネージメント契約を結びましたが、同社の事業廃止に伴い、現在はエフロードに所属しています。

退社後も、その経験と才能を活かし、精力的に活動しています。2017年から2021年までは淑徳大学で非常勤講師を務め、2015年からはフジテレビアナウンストレーニング講師として後進の育成にも貢献しました。さらに、2019年からは文教大学情報学部メディア表現学科で非常勤講師として活躍しています。

さらに、元フジテレビアナウンサーの野間脩平氏、吉崎典子氏、阿部知代氏らと共に、2014年から朗読公演「ことばことばことば」を開催しています。この公演は、言葉の持つ力と魅力を伝える場として、高い評価を得ています。

プライベートでは、創作生け花、遺跡巡り、舞台鑑賞を趣味としています。また、スキー検定2級の資格も保有しています。

筒井櫻子氏の経歴は、単なるアナウンサーとしてのキャリアという枠を超え、多様な分野で活躍してきた経験の積み重ねを示しています。報道、情報、バラエティ、そして教育、朗読と、その活動範囲は非常に広く、各分野で高い評価を得ていることは、彼女の能力の高さを物語っています。 常に新しいことに挑戦し、多様な才能を開花させてきた筒井櫻子氏の今後の活躍にも期待が高まります。

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