篠原町 (横浜市)

篠原町について

篠原町（しのはらちょう）は、神奈川県横浜市港北区に位置する、丁目を持たない単独町名です。住居表示は未実施となっています。

地理

横浜市の主要な玄関口の一つである新横浜駅は、当町と新横浜二丁目にまたがって位置しています。かつては、現在の新横浜駅周辺地域や、篠原北、篠原東、錦が丘などを含む広大なエリアを占めていました。現在は、新横浜駅の南側地域が篠原町に該当します。横浜市営地下鉄ブルーラインが町内を縦断しており、岸根公園駅の一部も篠原町内にあります。また、鶴見川と鳥山川の合流地点付近には飛び地があり、北新横浜とも隣接しています。

地名の由来

地名の由来にはいくつかの説があります。

加賀国の篠原に由来するという平家落人伝説。
篠竹が群生していた地域であったという説。
湿地を意味する「しの」や「しな」（浅い皿状の盆地）に由来するという説。

字

篠原町には、飯倉谷、会下谷などの字（あざ）が存在します。

地価

住宅地の地価は、2024年1月1日の公示地価によると、篠原町字飯倉谷1487番55の地点で289,000円/m²、篠原町字会下谷1074-29の地点で280,000円/m²となっています。

歴史

沿革

篠原町の歴史は古く、かつては橘樹郡篠原村でした。

1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により、橘樹郡大綱村大字篠原となる。
1927年（昭和2年）4月1日：横浜市に編入され、横浜市篠原町となる。
1927年（昭和2年）10月1日：区制施行により神奈川区が設置され、横浜市神奈川区篠原町となる。
1939年（昭和14年）4月1日：港北区の新設により、横浜市港北区篠原町となる。
1944年（昭和19年）11月16日：土地区画整理事業に伴い、菊名町との境界を変更。
1952年（昭和27年）7月5日：耕地整理に伴い、鳥山町との境界を変更。
1969年（昭和44年）10月1日：行政区の再編成により、横浜市港北区篠原町となる。
1970年（昭和45年）6月1日：住居表示の実施に伴い、篠原町の一部が仲手原一丁目、仲手原二丁目、篠原台町、篠原西町、菊名町、神奈川区大口仲町、西大口、白幡町へ編入。
1971年（昭和46年）7月5日：住居表示の実施に伴い、篠原町の一部が篠原東一丁目、篠原東二丁目、篠原東三丁目、富士塚一丁目、富士塚二丁目、錦が丘、篠原北一丁目、篠原北二丁目、菊名町、大豆戸町へ編入。
1975年（昭和50年）11月6日：土地区画整理事業に伴い、篠原町の一部が新横浜一丁目、新横浜二丁目、新横浜三丁目へ編入。
1980年（昭和55年）7月28日：住居表示の実施に伴い、篠原町の一部が篠原東一丁目へ編入。
1994年（平成6年）11月6日：行政区の再編成により、横浜市港北区篠原町となる。

世帯数と人口

2024年3月31日現在の横浜市発表データによると、世帯数と人口は以下の通りです。

（詳細な数値は変動するため、具体的な数値は割愛）

人口の変遷

国勢調査による人口の推移は以下の通りです。

（詳細な数値と推移は割愛）

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移は以下の通りです。

（詳細な数値と推移は割愛）

学区

市立小・中学校に通う場合の学区は以下の通りです（2023年4月時点）。

（詳細な学区情報は割愛）

事業所

2021年経済センサス調査によると、事業所数と従業員数は以下の通りです。

（詳細な数値は割愛）

事業所数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移は以下の通りです。

（詳細な数値と推移は割愛）

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移は以下の通りです。

（詳細な数値と推移は割愛）

交通

鉄道
東日本旅客鉄道（JR東日本）・東海旅客鉄道（JR東海）：新横浜駅
横浜市交通局 横浜市営地下鉄ブルーライン（3号線）：岸根公園駅
バス
横浜市営バス：39系統 篠原池バス停

主な施設

岸根公園（篠原池の部分）
横浜市立篠原中学校
横浜市立篠原西小学校
UR篠原団地

寺社

篠原八幡神社
八幡山観音寺
本願山長福寺
天宗山東林寺

その他

郵便番号：222-0026（集配局：港北郵便局）
警察：管轄区域は以下の通りです。（詳細な管轄区域は割愛）

参考資料

横浜市町区域要覧 (PDF) - 横浜市市民局 (2016年6月)

関連項目

篠原 (曖昧さ回避)

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