篠山市立城北小学校

篠山市立城北小学校の歴史

篠山市立城北小学校は、兵庫県丹波篠山市に位置し、かつてこの地域の公立小学校として重要な役割を果たしていました。校名は、篠山城の北側にあたる位置を示しており、かつて属していた多紀郡城北村に由来しています。2013年４月に篠山市立畑小学校と統合され、きれいにリニューアルされた新しい校名「篠山市立城北畑小学校」として新たなスタートを切りました。

沿革の概要

この小学校の歴史は、1874年に遡ります。当初は法昌寺や轟八幡神社にそれぞれ黒岡小学校と新荘小学校が開校されたことから始まりました。1879年には寺内村に大路小学校が設立され、1880年には沢田畑に明倫小学校も開校されました。これらの学校は1896年に統合され、黒岡村沢田の坪に現在の城北小学校が設立されました。

1912年には高等科の設置に伴い、城北尋常高等小学校と改称されることとなります。その後、1941年に国民学校令により、城北国民学校となり、1947年には学制改革の影響を受けて城北村立城北小学校に名前が変わりました。

1955年、城北村が篠山町に編入されたことで、篠山町立城北小学校と再改称されます。そして、1967年にプールが竣工し、1973年には創立100周年を迎え、講堂も体育館として活用されることになりました。さらに、1976年には現在の校舎が完成し、1977年には幼稚園舎も新設されました。

1999年に多紀郡5町の統合により、再び篠山市立城北小学校と改名されましたが、2013年の畑小学校との統合により、最終的には「篠山市立城北畑小学校」となり、新たな教育の場としてリニューアルされました。

通学区域と進学先

通学区域は篠山市の野間や黒岡など、多くの地域を含んでいました。また、進学先の中学校は、篠山市立篠山中学校、現在の丹波篠山市立篠山中学校となっています。

併設されていた施設としては、篠山市立たまみず幼稚園がありました。周辺には兵庫県立篠山鳳鳴高等学校もあり、教育の連携が求められていました。

アクセス情報

交通アクセスはウイング神姫（旧神姫グリーンバス）が利用されており、篠山鳳鳴高校前にて下車することができました。また、兵庫県道544号沿いに位置しており、地域の交通においても便利な場所にあったといえます。

終わりに

篠山市立城北小学校は、その長い歴史と地域との密接な結びつきによって、地域ごとに教育のシンボルとしての存在を確立してきました。校舎のリニューアルを経て城北畑小学校となった現在も、地域の子どもたちの育成に寄与し続けています。

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