篠幸裕

篠幸裕：アニメーション演出家の軌跡

篠幸裕（しの ゆきひろ）は、日本のアニメーション界で長年にわたり活躍している演出家です。しの ゆきひろ、しのだ よしの名義も使用しています。彼の参加作品は、幅広いジャンルにわたり、数多くの人々に楽しまれてきました。

キャリア初期

篠幸裕は、1980年代初頭からアニメーション制作に関わり始めました。初期の代表作としては、以下のような作品があります。

とんでも戦士ムテキング（1980年）: 制作進行として、アニメ制作の基礎を学びました。
おちゃめ神物語コロコロポロン（1982年）: 演出助手、演出として、演出家としてのキャリアをスタートさせました。
ななこSOS（1983年）: 演出を担当。
超力ロボ ガラット（1984年-1985年）: 演出、絵コンテを担当し、その才能を発揮しました。

1980年代後半から1990年代

80年代後半から90年代にかけて、篠幸裕は数々の人気アニメで演出や絵コンテを手がけました。この時期の代表作としては、以下のようなものがあります。

機甲戦記ドラグナー （1987年）: ストーリーボード、演出を担当。
つるピカハゲ丸くん（1988年）: しのゆきひろ名義で、絵コンテ、演出を担当。
ドラゴンクエスト（1989年-1990年）: 絵コンテを担当。
チンプイ（1989年-1991年）: しのゆきひろ名義で、絵コンテを担当。
まじかるハット（1990年）: 絵コンテ、演出を担当。
新世紀GPXサイバーフォーミュラ（1991年）: 絵コンテを担当。
三つ目がとおる（1991年）: しのだよしの名義で、絵コンテを担当。
クレヨンしんちゃん（1993年）: しのゆきひろ名義で、絵コンテを担当。
モジャ公（1995年-1997年）: 絵コンテ、演出を担当。
あずきちゃん（1995年-1998年）: 絵コンテ、演出を担当。

2000年代以降の活躍

2000年代に入ってからも、篠幸裕の勢いは衰えることなく、多くのアニメ作品に参加しました。幅広いジャンルで才能を発揮しています。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ （2000年-2004年）: 絵コンテ、演出を担当。
おねがい☆ティーチャー（2002年）: 絵コンテ、演出を担当。
ASTRO BOY 鉄腕アトム（2003年）: しのゆきひろ名義で、絵コンテ、演出を担当。
人造昆虫カブトボーグ V×V （2005年）: 絵コンテ（しのだよしの名義）、演出（しのゆきひろ名義）を担当。
Strawberry Panic（2006年）: しのだよしの名義で、絵コンテ、演出を担当。
ヤッターマン（2008年）: しのゆきひろ名義で、絵コンテ、演出を担当。
遊☆戯☆王5D's（2010年-2011年）: 演出を担当。
SKET DANCE（2011年-2012年）: 演出を担当。

OVA作品

テレビアニメ以外にも、OVA（オリジナル・ビデオ・アニメーション）作品にも参加しています。

紅い牙（1989年-90年）: 演出を担当。
クラッシャージョウ（1989年）: 演出を担当。
* 紺碧の艦隊（1993年-2003年）: 絵コンテを担当。

篠幸裕は、長年にわたるアニメーション制作への貢献を通じて、多くのファンに愛される作品を世に送り出してきました。彼の今後の活躍にも注目が集まります。

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