篠栗郵便局

概要

篠栗郵便局は、福岡県糟屋郡篠栗町中央に位置する郵便局です。糟屋郡内で最も古い郵便局の一つであり、その歴史は明治時代にまで遡ります。民営化以前は集配普通[[郵便局]]として、地域の郵便物集配業務を担っていました。現在の住所は〒811-2417 福岡県糟屋郡篠栗町中央4-1-20です。

歴史

篠栗郵便局の前身は、1875年（明治8年）に開設された篠栗村字下町の郵便役所です。当時、糟屋郡内には他に箱崎村と青柳町にも郵便に関する施設がありましたが、篠栗の郵便役所は当初から郵便物の集配業務を行っていました。

その後、郡内の他の町村にも郵便局が整備されるにつれて、集配区域が移管され、篠栗町内の郵便物集配業務を担当する集配普通[[郵便局]]となりました。しかし、2007年（平成19年）の集配郵便局の整理統合により、集配業務は粕屋南郵便局に移管され、篠栗郵便局は無集配局となりました。

年表

1875年（明治8年）：糟屋郡内の郵便役所・取扱所の一つとして、篠栗村字下町に郵便役所が開設。
1880年（明治13年）10月：篠栗郵便局に改称。
1885年（明治18年）11月1日：貯金業務を開始。
1891年（明治24年）2月16日：為替業務を開始。
1896年（明治29年）11月19日：小包の取扱を開始。
1901年（明治34年）2月1日：電信業務を開始。
1916年（大正5年）10月1日：簡易保険の取扱を開始。
1921年（大正10年）12月16日：電話の取扱を開始。
1922年（大正11年）6月26日：電話交換業務を開始。
1949年（昭和24年）：専用自動車郵便線路「博多篠栗一周線」が開設。
1969年（昭和44年）4月11日：電話交換業務を廃止し、志免電報電話局に移管。
1984年（昭和59年）9月1日：特定[[郵便局]]から普通[[郵便局]]に局種別を改定。
2007年（平成19年）5月21日：郵便物集配業務を粕屋南郵便局に移管し、無集配局となる。
2007年（平成19年）10月1日：民営化。
2012年（平成24年）10月1日：日本[[郵便]]株式会社発足。

現在の取扱内容

現在は、集配業務は行っておらず、窓口業務のみを提供しています。

郵便、印紙、ゆうパック、内容証明
貯金、為替、振替、振込、国債
生命保険、バイク自賠責保険
ゆうちょ銀行ATM

周辺施設

郵便局の周辺には、以下の施設があります。

篠栗町役場
篠栗町立篠栗中学校
篠栗町立篠栗小学校

アクセス

篠栗郵便局へのアクセスは以下の通りです。

JR篠栗線 篠栗駅から徒歩約7分
西鉄バス 庄停留所または篠栗停留所下車
* 駐車場：12台


篠栗郵便局は、地域の歴史とともに歩んできた郵便局であり、現在も地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

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