米村克麻

米村 克麻 - 日本の柔道家



米村克麻（よねむら かつま）は、1996年3月27日生まれの柔道家です。彼は熊本県出身で、現在は60kg級で活動しています。身長は166cmで、左組みのスタイルを持ち、得意技は背負投です。柔道界における彼のキャリアは、多くの努力と成長の証でもあります。

柔道の始まり


米村は6歳の時に柔道を始め、玄武館で修行を積みました。少年時代から才能を発揮し、九州学院中学校3年生の時には全国中学校柔道大会の55kg級で5位に入賞しました。

高校では九州学院高等学校に進学し、柔道の腕を磨きます。1年生のときには全国高校選手権60kg級に出場するも初戦敗退。2年生での全国高校選手権でも3回戦での敗北を経験しました。しかし、大学に進学し、日体大学での活動が彼のキャリアの転機となりました。

大学での飛躍


大学3年時には全日本ジュニアで優勝し、名を馳せました。また、講道館杯でも5位にランクイン。4年生では体重別選手権の準決勝で高藤直寿に敗れながらも3位を獲得するなど、常に上位に入る実力を示しました。この年、彼は東アジア選手権で国際大会初優勝を果たし、国体の成年男子部門で東京都の一員としてチームの2連覇にも貢献しました。

プロとしての挑戦


2018年からはセンコーに所属し、さらなる成長を遂げました。体重別選手権では決勝まで進むも旭化成の大島優磨に敗れ2位となるなど、厳しい戦いが続きました。2019年にはヨーロッパオープン・オディヴェーラスで全試合を一本勝ちで制し、優勝。2020年10月の講道館杯では、試合中の審判の判断により波乱の展開を迎えました。決勝で国士舘大学の小西誠志郎との対戦で、ビデオ判定を巡る混乱がありました。最終的には米村が優勝を掴むものの、試合の内容は多くの議論を呼びました。この試合では、小西選手が事前に抑え込みが解けていたことが確認され、両者が優勝となる幸運が訪れました。

最近の競技


2022年4月の体重別選手権では、オリンピックチャンピオンである高藤直寿に準決勝で敗れましたが、彼の技術と戦略は依然として高く評価されています。米村は多くの大会での経験を通じて、柔道家としての成長を続け、さらなる高みを目指しています。

戦績


米村のこれまでの主な戦績は以下の通りです：

米村克麻のこれからの活躍に期待が集まります。彼の経験や技術は、今後の日本柔道界において重要な役割を果たしていくでしょう。

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