納言 (お笑いコンビ)

納言（なごん）について

日本のお笑いシーンで人気を博している男女コンビ、納言（なごん）をご紹介します。メンバーはツッコミを担当する安部紀克（あべ よしかつ）と、ボケとネタ作りを担当する薄幸（すすき みゆき）で構成されています。二人は、お互いのキャラクターを活かし合いながら、愉快なネタを披露しています。

メンバー紹介

• - 安部 紀克（あべ よしかつ）（生年月日：1992年6月12日、32歳）

ツッコミ役であり、舞台上では向かって左側に立つことが多いです。

• - 薄 幸（すすき みゆき）（生年月日：1993年1月24日、31歳）

ボケ役とねたの創作を担い、向かって右側に位置します。

結成と略歴

納言は2017年1月に結成されました。安部は以前のコンビ「すとろんぐカラ〜」が解散した後すぐに薄を誘い、一緒に活動することになりました。当時、お笑いシーンでは男女コンビが次々と人気を得ていたため、安部はその流れに乗ることを期待していたと語っています。一方、薄は安部からの誘いがあまりにも執拗だったため、仕方なくコンビ結成に至ったとユーモラスに振り返っています。

コンビ名の元となったのは、二人が新宿を歩いていた時に見つけた酒場の「納言」という名前です。当初は「○○納言」といった名称を検討していましたが、結果的にはシンプルに「納言」という名称に落ち着きました。

芸風とネタ

納言のユニークなスタイルは、安部が様々なキャラクターに扮し、薄がそれに即したボケを繰り出すというものです。メインのネタにはキャバクラのスカウトや引っ越しの挨拶時に初めて出会う人物、さらにはチラシ配りのシチュエーションなどがあります。薄は特にヤンキーキャラクターを演じることが多く、革ジャン姿で、時折、巻き舌を使ったセリフを披露します。また、ネタの中では特定の場所名を挙げてディスる「街ディス」という要素も取り入れられています。

薄は普段から字を書くのが苦手で、そのためネタ作りは口頭で伝えた内容を安部がノートに書き留める形式で行っています。結成当初は全てのネタを安部が担当していましたが、徐々に薄もネタ作りに参加し始め、特に「街ディス」のスタイルが客席から好評を得たことで二人の役割は変化しました。現在では、薄が主にネタを一人で作成することが多くなっています。

賞レースと成績

納言は2018年のM-1グランプリにおいて準々決勝進出を果たすなど、その実力を証明してきました。また、2019年には「ツギクル芸人グランプリ」で第4位に輝くなど、着実にステージを広げています。

メディア出演

現在、納言はいくつかのテレビ番組に不定期で出演しており、特に「有吉の壁」や「ネタパレ」にもその姿を見ることができます。さらに、薄はTOKYO MXの番組でMCを務め、安部はそのナレーションを担当しています。また、ラジオやインターネット配信でも活躍しており、彼らの魅力をさらに広めています。

まとめ

納言は、その独自のスタイルとコンビとしての魅力で注目される存在です。彼らの活躍はこれからも楽しみですね。

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