結集ひろしま

結集ひろしま

結集ひろしまは、2019年6月に設立された広島県を拠点とする野党系の政治団体です。設立当初の名称は「国民主権を取り戻すために結集する広島政党連絡会」でした。代表は衆議院議員の佐藤公治氏が務めています。

設立の経緯

2018年6月23日、2019年の統一地方選挙と参議院選挙を見据え、当時の国民民主党広島県連代表である森本真治参議院議員、佐藤公治衆議院議員、社会民主党、政治団体「新社会党」の県組織代表が記者会見を開きました。

この会見で、立憲民主党、国民民主党、社会民主党の県内組織などで構成される、野党連携を推進するための任意団体として、「国民主権を取り戻すために結集する広島政党連絡会」（略称：結集ひろしま）の設立が発表されました。2019年6月23日には、同連絡会が政治団体として正式に設立され、佐藤公治氏が代表に就任しました。

活動と選挙結果

結集ひろしまは、設立当初から選挙での連携を重視しており、2019年の参議院選挙広島選挙区では、無所属の森本真治氏を推薦し、森本氏はトップ当選を果たしました。この選挙では、自由民主党の河井案里氏も当選しましたが、後に選挙違反事件が発覚しました。

2021年3月20日、団体名称を「結集ひろしま」に変更しました。同月には、副代表に宮口治子氏が就任しました。2021年4月25日には、河井案里議員の辞職に伴う参議院広島県選挙区の再選挙で、宮口治子氏が結集ひろしま公認（立憲民主党・国民民主党・社会民主党推薦）で出馬し、自由民主党の新人を破り初当選しました。同年10月31日の第49回衆議院議員総選挙では、代表の佐藤公治氏が広島6区で当選しました。

2022年2月には、国民民主党が結集ひろしまに加わりました。また、連合広島（会長：大野真人）がオブザーバーとして参加しています。2022年7月10日の参議院選挙では、推薦を受けた無所属の三上絵里氏が当選しました。この選挙は、過去最多の10人が立候補する激戦区でした。

役員

現在の役員構成は以下の通りです。

代表：佐藤公治
副代表：宮口治子
幹事長：森本真治

選挙結果詳細

過去の主な選挙結果は以下の通りです。

第25回参議院議員通常選挙（2019年7月21日）
森本真治 - 広島県選挙区、当選（無所属）
参議院広島県選挙区再選挙（2021年4月25日）
宮口治子 - 広島県選挙区、当選（結集ひろしま公認）
第49回衆議院議員総選挙（2021年10月31日）
有田優子 - 広島1区、落選（社会民主党公認）
大井赤亥 - 広島2区、落選（立憲民主党公認）
ライアン真由美 - 広島3区、落選（立憲民主党公認）
上野寛治 - 広島4区、落選（立憲民主党公認）
野村功次郎 - 広島5区、落選（立憲民主党公認）
佐藤公治 - 広島6区、当選（立憲民主党公認）
佐藤広典 - 広島7区、落選（立憲民主党公認）
第26回参議院議員通常選挙（2022年7月10日）
三上絵里 - 広島県選挙区、当選（無所属）
第50回衆議院議員総選挙（2024年10月27日）
平本浩一 - 広島1区、落選 (立憲民主党公認)
福田玄 - 広島2区、比例当選 (国民民主党公認)
東克哉 - 広島3区、比例当選 (立憲民主党公認)
佐藤公治 - 広島5区、当選（立憲民主党公認）
井上信也 - 広島6区、落選 (立憲民主党公認)


2024年の選挙から選挙区が7から1に減り、4区は国民民主が候補者擁立を断念しました。

関連事項

河井夫妻選挙違反事件

脚注

(情報源があれば追加)

外部リンク

結集ひろしま Facebook
結集ひろしま X（旧Twitter)

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