森本真治

森本 真治（もりもと しんじ）

森本真治は1973年5月2日に広島県広島市安佐北区可部町に生まれた、日本の政治家で、立憲民主党に所属する参議院議員です。彼は経済産業委員会の委員長を務めており、政治団体「結集ひろしま」の幹事長も担っています。過去には広島市議会議員を3期つとめました。

来歴

森本は3人兄弟の次男として育ち、地元の小学校や中学校、高校を経て、1997年に同志社大学文学部社会学科を卒業しました。その後、松下政経塾に入塾し、福祉や地域活性化をテーマにイギリスやデンマークで研修を重ねました。

1999年には広島市議会議員選挙に立候補し、惜しくも当選を逃しましたが、2003年の再選挙で初当選を果たし、その後は3期連続で広島市議として活動しました。

参議院議員への道

2013年、森本は広島市議を辞職し、同年7月の第23回参議院議員通常選挙に民主党公認で出馬しました。この選挙では自民党候補を相手に、見事当選を果たしました。森本は、民主党の新人候補者の中でも唯一の選挙区当選者となりました。

以降も党内の重要な選挙で推薦人に名を連ね、党の方針決定に関与しています。2018年には、民進党と希望の党の合流により結党された国民民主党にも参加しています。

2019年には次期参院選に向けて、政治団体「国民主権を取り戻すために結集する広島政党連絡会」を設立し、森本を統一候補として推薦することが決定しました。

2020年には立憲民主党と国民民主党が合流し、新たな立憲民主党が設立され、森本は泉健太の推薦人に名を連ねています。2021年の衆議院選挙後、党代表の引責辞任に伴い、再度泉を推薦しました。

主な主張

森本は憲法改正に対してはあまり言及せず、憲法9条の改正については反対の立場をとっています。また、「アベノミクス」の効果に対しては疑問を持ち、原発の再稼働に対しても慎重な考えを示しています。

彼は選択的夫婦別姓制度の導入に賛成しており、関連法案にも支持を表明しています。また、アメリカや国際社会に向けて日本の安全保障に関する姿勢を訴えることにも力を入れています。

人物像

森本は大学時代から社会[[福祉学]]を学び、児童養護施設でのボランティア活動を通じて政治への関心を深めました。彼は茶道の裏千家専任講師でもあり、茶名は「森本 宗真」です。

さらに、彼はNPO法人中国フットサルプロモーションの副理事長を務め、スポーツにも力を入れています。準硬式野球の経験者であり、議員有志による野球チームにも参加しています。

森本真治は広島のみならず、全国的な政治活動に積極的に関与し、地域の発展を目指して日々活動を続けています。彼の姿勢や考え方は、今後の政治において重要な役割を果たしていくことでしょう。

もう一度検索