絶対に笑ってはいけない病院24時

絶対に笑ってはいけない病院24時

『絶対に笑ってはいけない病院24時』は、2007年12月31日21:00から2008年1月1日0:20まで放送された特別企画です。この番組は、日本テレビ系列で放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の大晦日年越しスペシャルとして、多くの視聴者を楽しませました。視聴率は12.4%を記録し、多くのファンに愛されたものでした。オープニング曲にはEdenBridgeの「Cheyenne Spirit」が使用されていました。

概要

このエピソードは「笑ってはいけないシリーズ」の第5作目であり、ダウンタウンの松本人志と浜田雅功、山崎邦正（現：月亭方正）、ココリコの遠藤章造と田中直樹の5人がナースの衣装を着て参加しました。この回から、番組の表記は「勤務」という扱いになり、セリフのフォントはモリサワの「G2サンセリフ」が使用されるようになりました。

舞台となったのは「ガースー附属黒光り記念病院」で、山梨県北杜市内にある日本航空学園北杜キャンパスでロケーションが行われました。舞台名には「ガースー黒光り」という言葉が必ず入るスタイルが確立されました。

ルールと進行

5人は全員ナースの服装を纏い、病院の門を通過した地点から「勤務」が開始されました。笑いをこらえられずに笑ってしまった場合は、全身黒いナースたちが罰として黒い棒でお尻を叩くというルールが設定されていました。この罰は、特定のBGMが流された後、「○○、アウト！」と宣告されます。

勤務の流れには、患者の搬入から始まり、院長室、新人ナース研修、報告会、診察見学、夕食、女子寮への移動などが含まれ、多彩なイベントが展開されました。

出演者

この特別企画には多くのレギュラーメンバーとゲストが出演しました。基本メンバーはダウンタウンの松本と浜田、山崎、ココリコの遠藤と田中です。病院のナース長役には藤原寛が起用され、他にも多くの著名な顔ぶれが集まりました。

主な出来事とエンディング

オープニングでは、メンバーがナースに扮し、救急患者の搬送シーンからスタートしました。特に印象的だったのは、江守徹が内科教授役で、彼がオペラを熱唱し、病院内に響き渡るシーンでした。また、各種の仕掛けや罰ゲームが盛り込まれ、メンバーたちを次々と笑わせる演出が行われました。

エンディングでは、松本が今回、258回の罰を受けたことが明かされ、過去最高記録となりました。この記録も、後に他のシリーズで更新されることとなりますが、それでも彼の罰を受けた回数は特別印象に残りました。最後には「アメイジング・グレイス」が流れ、視聴者に強い印象を残しました。

備考

この特別番組は、日本テレビの開局55周年を祝う意味もあり、初の視聴者向けプレゼントとしてDVDも販売されました。こうして『絶対に笑ってはいけない病院24時』は、お正月の楽しみとして多くのファンの記憶に残ることとなりました。

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