綱島上町

綱島上町の概要

神奈川県横浜市港北区にある綱島上町（つなしまかみちょう）は、単独の町名で、丁目を持たない地域です。このエリアは住居表示の実施されていない区域であり、綱島地区の一部として知られています。

地理的特徴

綱島上町は、港北区の中央に位置しています。周囲には新吉田東や綱島西、大曽根などの地区があり、早渕川と鶴見川に挟まれています。この地域は主に住宅地であり、特に集合住宅が多く見られます。早渕川の右岸に位置し、対岸との連絡には新川橋や三歩野橋が利用されており、交通の便も整っています。また、町の北部には1961年から2001年まで青山学院の綱島総合グラウンドがありました。

地名の由来

綱島上町内には、古くからの地名があります。例えば、北前耕地（きたまえこうち）や三歩野（さんぶや）といった地名が現存しており、地域の歴史を感じさせます。

歴史

この地域の歴史は1947年にさかのぼります。当時、耕地整理により新吉田町、高田町、南綱島町、北綱島町の一部が分離され、綱島上町が設立されました。その後、1949年には一部が綱島町に編入されました。1969年には行政区の再編成により、新たに港北区として位置づけられ、確固たる地域としての基盤が整いました。その後、何度かの行政区再編成を経て、現在の形が確立されました。

世帯数と人口

2025年6月30日現在、綱島上町の世帯数や人口は横浜市から発表されています。国勢調査や経済センサスにより、世帯数や人口の変遷が記録されています。これにより、地域の発展や人口の推移を把握することができます。

学区

綱島上町の学区は、市立小・中学校に通う生徒にとって重要な情報です。2024年11月時点での学区の範囲が定められており、地域の教育環境が形成されています。

交通

綱島上町では、東急バス綱74系統が運行されており、新羽駅と綱島駅の間を結んでいます。特に市道新吉田第179号線を通るバスの運行は、地域住民にとって交通手段として重要です。ただし、町周辺の道路幅は6メートル程度と狭いため、交通量の増加が懸念材料となっています。

施設

この地域には、セブン-イレブン横浜綱島上町店や認可保育園のコビープリスクールつなしま、さらに綱島上町公園が設置されており、住民の日常生活に一定の利便性をもたらしています。

その他の情報

綱島上町の郵便番号は223-0055であり、集配は綱島郵便局が担当しています。また、町内の警察の管轄区域も特定されており、地域の安全が確保されています。

結論

綱島上町は、横浜市港北区の中で独自の特徴を持つ地域です。地理的な利点、豊かな歴史、充実した交通網と生活施設が住民に快適な生活空間を提供しています。

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