緑地公園駅

緑地公園駅

緑地公園駅は、大阪府豊中市東寺内町に位置する北大阪急行電鉄南北線の駅です（駅番号：M10）。新御堂筋沿いにあり、周辺は緑豊かな環境が広がっています。

歴史

緑地公園駅の建設は、大阪府のニュータウン開発計画と深く関わっています。計画に伴い、桃山台駅と緑地公園駅の新設が決定されました。当初は地下駅として建設される計画でしたが、高額な建設費用を抑えるため、現在の半地下構造が採用されました。駅舎は将来的な周辺開発を見据えて設計されましたが、開通当初は周辺の開発が進んでいなかったため、駅舎の完成は後にずれ込みました。

主な年表

1972年（昭和47年）：豊中市から駅開設の打診
1974年（昭和49年）：起工
1975年（昭和50年）：駅舎工事完成、南北線開業
1979年（昭和54年）：緑地駅ビル竣工
1984年（昭和59年）：自動改札機設置
1987年（昭和62年）：ホーム延伸工事完了、エスカレーター設置
2004年（平成16年）：エレベーター新設
2005年（平成17年）：西改札口スロープ設置
2018年（平成30年）：可動式ホーム柵使用開始

駅構造

緑地公園駅は、相対式ホーム2面2線の半地下駅です。ホームの長さは1番線が191.7m、2番線が190.35mです。新御堂筋は駅を挟んで南北に走っており、ホーム上部は新御堂筋の車線となっています。改札口は南口と西口の2箇所あり、南口は地下道を通ってホームにアクセスします。エレベーターとエスカレーターが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。西口は駅ビルと直結しており、午前7時から午後11時まで開設されています。ホームにはそれぞれ2つの待合室があり、薄緑色の壁が特徴的です。

利用状況

2021年度の1日平均乗降人員は約3万人です。近年、利用者は安定して推移しています。正確な数値は、大阪府統計年鑑などの統計資料を参照ください。

駅周辺

駅周辺には、阪急バスやすいすいバスなどの路線バスが乗り入れており、周辺地域へのアクセスも良好です。また、緑地公園駅西口には駅ビルが隣接しており、商業施設なども利用できます。

隣の駅

路線	駅名	駅番号
-	-	---
北大阪急行電鉄 南北線	桃山台駅	M09
北大阪急行電鉄 南北線	緑地公園駅	M10
北大阪急行電鉄 南北線	江坂駅	M11

参考文献

北大阪急行電鉄株式会社 編『北大阪急行50年史: 1967-2017』北大阪急行電鉄、2018年4月。

もう一度検索