美紗央

日本の女優、モデル、タレント。1984年4月19日、東京都に生まれる。オフィスマイティーに所属し、多岐にわたる活動を展開している。

来歴・人物

17歳のある日、映画『ジーア/悲劇のスーパーモデル|ジーア_悲劇のスーパーモデル』に主演したアンジェリーナ・ジョリーの姿に感銘を受け、俳優を志すことを決意。19歳からは、演出家・奈良橋陽子が主宰する東京の俳優養成機関、アップスアカデミーで2年間、演技の基礎から実践まで体系的に学んだ。順調なスタートを切ったかに見えたが、健康上の理由から一時的に俳優活動を休止せざるを得なくなる。しかし、師である奈良橋陽子からかけられた「あなただけはやめないで」という言葉が、活動再開への大きな支えとなった。その決意を胸に、ブルース・ナックバー監督作『北のほうへ－”To The North”』でヒロインとして復帰。これを皮切りに、女優として再び精力的に活動を開始する。近年は女優業に加え、モデルとしても活躍の場を広げている。

特技・趣味

特技には、幼少期から培ったコンテンポラリーダンスやクラシックバレエ、そしてそこから派生した豊かな身体表現が挙げられる。趣味としては、身体を動かすことそのものである踊ること、内面を表現する絵を描くこと、そして日常の中で新たな発見を見つける散歩を愛好している。

主な出演作品

これまでに数多くの映画、ドラマ、舞台、CMなどに出演している。

映画
『どん底の二歩くらい手前』（主演）- 監督：藤村享平
『北のほうへ－”To The North”』（ヒロイン）- 監督：ブルース・ナックバー
『それで世界は救われなくても／Till the End of the World』（主演）- 監督：末長敬司
『夫婦レジェンド』- 監督：長崎俊一
『幽霊さん』- 監督：管公平
『ぞめきのくに』- 監督：友利翼
『お茶をつぐ』- 監督：篠原哲雄
『雨と ともに...』- 監督：白峰優梨子

ドラマ
ミステリースペシャル『事件18』（テレビ朝日）
『銭の戦争』（関西テレビ）
『陽炎の辻』（NHK）

舞台
『ＬＯＶＥ ＬＥＴＴＥＲ』- 演出：速水雄介
『穴～女優モノローグ劇』- 演出：渋谷悠
『トレイル』- 演出：原田光規

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受賞・ノミネート

特に主演を務めた映画『それで世界は救われなくても／Till the End of the World』では、国際的な映画祭でその演技が高く評価された。

第2回コム・イル・フォー国際映画祭 主演女優賞を受賞。
第1回エンドレス・マウンテンズ映画祭にて助演女優賞にノミネート。
第1回ブカレスト・ショートカット映画祭にて主演女優賞にノミネート。
* 第3回Tokyo Cowboys QUARTERLY FILM FESTIVAL 主演女優賞を受賞。

これらの実績は、国内外での彼女の演技力への評価を示している。現在も女優、モデルとして、精力的に活動を続けている。

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