義守大学

義守大学について

義守大学（I-Shou University）は、台湾の高雄市大樹区に本部を置く私立の総合大学です。義联集団の創始者である林義守氏によって1986年に「高雄工学院」として設立され、1997年に大学令により現在の名称に改称されました。建学の精神として「務実と創新」を掲げ、社会のニーズに応える人材育成を目指しています。

特徴

義守大学は、9つの学部（スマートテクノロジー学部、理工学部、管理学部、コミュニケーション・デザイン学部、国際[[学部]]、ホスピタリティ・ツーリズム学部、言語学部、医[[学部]]、原住民族学部）と、43の学科、15の修士課程、7つの博士課程を擁する総合大学です。学部教育に加えて、夜間部や社会人向けのコースも充実しており、幅広い層の学習ニーズに対応しています。

特に、管理学部、国際[[学部]]、ホスピタリティ・ツーリズム学部は、国際的なビジネススクール認証であるAACSBを取得しており、その教育水準の高さが国際的にも認められています。台湾の大学の中で14番目にAACSB認証を取得した大学であり、同時に3学部で認証を取得したのは世界で唯一です。

また、イギリスのタイムズ・ハイアー・エデュケーションによるアジア大学ランキングで、2016年と2017年に200位以内にランクインするなど、教育・研究両面での高い評価を得ています。

歴史

1986年：高雄工学院として創立
1990年：大学部学生募集開始
1997年：義守大学に改称
1999年：燕巢キャンパス開設
2006年：燕巢キャンパスを設置
2009年：英語による国際学院設置
2010年：「学士修得後の漢方医学学科」の学生募集開始
2011年：メディア・デザイン学部、ホスピタリティ・ツーリズム学部を設置
2012年：「観光餐旅原住民族特別クラス」、「メディア・デザイン原住民族特別クラス」設置
2013年：「学士修得後の外国人留学生向け医[[学部]]特別クラス」、「看護原住民族特別クラス」設置、医[[学部]]設立
2014年：燕巢キャンパスを医学院キャンパスに改称
2015年：「医学院長期看護原住民族特別クラス」学生募集開始
2016年：「原住民族学部」設置
2017年：「医学検査技術学科」設置
2018年：「自動人工知能システム英語クラス」、「メディア・コミュニケーション英語クラス」学生募集開始
2019年：「医学科」学生募集開始
2020年：「スマートテクノロジー学部」設置

学部

スマートテクノロジー学部
理工学部
管理学部
コミュニケーション・デザイン学部
国際[[学部]]
ホスピタリティ・ツーリズム学部
言語学部
医[[学部]]
原住民族学部

教養教学センター

実績

タイムズ・ハイアー・エデュケーションによるアジア大学ランキングで、2016年と2017年に200位以内にランクイン。
AACSBによる審査で、世界のトップ5％にランクイン。
タイムズ・ハイアー・エデュケーションの世界大学ランキングで600～800位にランクイン。特に産業と大学の連携において世界344位。
アメリカ発明特許の領域で、2014年に世界のTOP100学術機関ランキング入り。
世界大学ランキングで2014年に994位（上位4.6%）にランクイン。
ビリヤードクラブが、全国大学ビリヤード大会団体戦で優勝（2014年）。
春季スローピッチソフトボール大会で、チームが一般組で優勝（2014年）。
バスケットボールチームは、UBA（全国大学バスケットボール大会）に26回出場。2013年には、台湾南部の大学として初めて決勝戦に進出。

キャンパス

義守大学には、2つのキャンパスがあります。

1. 觀音山第一キャンパス:
スマートテクノロジー学部、管理学部、理工学部、言語学部、ホスピタリティ・ツーリズム学部、コミュニケーション・デザイン学部、国際[[学部]]、原住民族学部、教養教学センターが所在。
所在地: 高雄市大樹区学城路一段1号

2. 医[[学部]]キャンパス:
医[[学部]]と医学関連学科が所在。
隣接して付属教育病院「義大醫院」がある。
* 所在地: 高雄市燕巢区義大路8号

義守大学は、教育、研究、社会貢献の各分野で台湾を代表する大学の一つとして、今後も発展を続けていくことが期待されています。

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